「1年前の自分と比べて成長している実感がない・・・」
そう考えてしまうのは、考える基準があいまいだからかもしれません。
明確な着眼点を持ってみましょう。
「うおおおー!」と熱く叫ぶ情熱
「自分をもっと成長させたいです!」
コーチングやサポートコンサルタントをしていると、そのようなテンションの方々にお会いすることができます。
いいテンションです。
すばらしいと感じます。
そういう人がもっと増えれば、この国もより良く変わるんじゃないか。
そんな風にも思います。
ですから、応援したいと思うのです。
さらに言えば、私も「自分をもっと成長させたい!」と考えています。
ですから、テンションを高くしていたいと思っていたのです。
そのテンションがあれば、様々な習慣化が可能になるのではないか。
そう思っていました。
ですから、習慣化しようと思っていたことに挫折してしまったときは「またあきらめてしまった、、、こんなに続かないのは、きっと自分のテンションが低いせいだ」と。
そんな風に考えていました。
ですから、私は、考えていました。
「うおおおー!」って言うように生きてみたいと。
過去のドラマで、吉田栄作さんが「うおおおー!」と叫んでいたときのように。
世代的に通じるかどうかはわかりませんが書いてみました(笑)。
今なら、松岡修造さんの方がわかりやすいですね。
そういう風に生きられたら、熱い男になれそうです。
そうすれば、人生がもっともっとうまくいくように思っていたのです。
しかし、さまざまな習慣化をくり返すうちに「それは違ってたんだなあ・・・」ということに気づいてしまいました。
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テンションやモチベーションより大事なもの
テンション高く生きる。
たしかに、それはどこか理想的かもしれません。
テンションが高ければモチベーションも高まるでしょう。
「やってやるぜ!」みたいな。
ただ、どうでしょうか。
24時間365日、ずっと「やってやるぜ!」と言ってられるかどうか。
少なくとも、私には簡単ではありませんでした。
もちろん、それができれば理想的かもしれません。
でも、本当に身近にそういう友人がいて、あなたと接するときに常に「やってやるぜ!」って言っていたら、どうでしょうか。
適切なコミュニケーションがとれなくて大変そうではないでしょうか(笑)。
実際、コーチングでも「やってやるぜ!」というクライアントさんは、、、残念ながら続きません。(^_^;)
なぜなら、私たち人間は、24時間365日ずっと「やってやるぜ!」というわけにはいかないからです。
というより、それができなかったので今の状態(習慣化できない状態)なわけです。
それを「さらに熱くいこう!」というアプローチで埋めていくというのは、至難の技でしょう。
何より、私自身がテンション→モチベーションのアプローチをとろうとして失敗し続けてきました。
くり返しになりますが、クライアントさんでも成果にうまく結びつかない方はこのパターンです。
では、どうすればいいのでしょうか?
私がの考えは、テンションやモチベーションを高めるのではありません。
では何を高めるのかといえば、
・良習慣のレベルを高めること
を考えて、実行するようにしています。
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成長をはかる2つの基準
では、
・良習慣のレベルを高めること
とは、具体的にはどのようなことなのでしょうか。
ポイントは2つあります。
それは、この1年間で
1:どんな良習慣を(意図的に)身に着けてきたのか?
2:良習慣の質が向上しているか?
です。
1:どんな良習慣を(意図的に)身に着けてきたのか?
1つ目は、この1年間で
・どんな良習慣を(意図的に)身に着けてきたのか?
ということです。
これは自然に身についた習慣ではなく、意図して身につけた習慣です。
つまるところ、「自分はどんな人生を送りたいのか?」「どんな人になりたいのか?」
ということを考えることは、
・どんな良習慣を(意図的に)身に着けてきたのか?
ということと非常に意味が近いからです。
理想の未来のために良習慣があるので。
ですから、もしもあなたが
「自分は1年前と比べて成長しているのだろうか?」
と思ったときは、
「自分は1年前と比べてどんな良習慣を(意図的に)身に着けてきたのか?」
と言う質問を自分にしてみましょう。
1年前より良習慣が増えていれば、それはあなた成長したということです。
一方で、1年前とまったく変わっていない習慣だったら、残念ながら成長したとはいえないかもしれません。
むしろ悪い習慣が身についてしまっているとしたら、それは成長していない・・・というよりも衰退しているということになってしまうでしょう。
2:良習慣の質が向上しているか?
2つ目は、
・身に付けている良習慣の質が向上しているか?
というところをチェックしましょう。
たとえば、私が習慣にしている「ひとり戦略会議」。
これは、じつは最初はただのひとり飲み会でした(笑)。
きっかけは「ひとり戦略会議」の習慣をスタートした当初、会社の仕事が終わったあとに英会話スクールに通っていたときのことです。
英会話スクールが終わったときというのは、1週間の大量の課題を終えた心地よい疲労を感じています。
達成感もあります。
しかも、スクールの友人たちと別れればひとり。
このひとり時間。
子どもが小さい頃は、特に貴重だったのです。
疲労感→達成感ときて、ひとり時間という解放感。
そんなときです。
目の前にやきとん屋が現われたのは(笑)。
「ほんとに軽く1杯だけ」
そんな気持ちでのれんをくぐりました。
そこでホッピーを飲みながらはじまったのが「これから自分は、どんな人生にしていきたいのかな、、、」という感じの問いでした。
言ってみれば、ただそれだけの時間だったのです。
他愛もないたった30分の時間です。
ただしそこから、毎週ひとり時間を継続するようになると、30分の使い方が徐々に変化してきました。
順不同ですが、
・人生の「6本の柱」を考えるようになった
・自己投資の情報収集をするようになった
・マラソン大会などのレースの予定を考える時間になった
・先週1週間をふり返る時間になった
・今週1週間をプランニングする時間になった
・お酒の力を借りて師匠たちに直あたりする時間になった
・妻に手紙を書くこともあった
・最近会っていない友人たちにメッセンジャーを送る時間になった
・自分の天職を考える時間になった
・人生計画を考える時間になった
という感じで、30分の自己対話の質がどんどん高まっていったのです。
同じように、早起きなら6時起きだったのが5時半起きになれば成長したということです。
また、同じ時間でランニングやウォーキングのスピードが上がり、タイムが速くなったとすれば、質を高めているということになるでしょう。
習慣を磨き続ける
習慣とは、言うまでもなくくり返すことです。
「継続は力なり」という言葉の通り、くり返しはパワフルなのです。
とはいえ、習慣があまりにもパターン化しすぎるのも問題。
良習慣のつもりがいつしか惰性になってしまったとしたら、そこに成長はありません。
そこに気づいたら、日々の習慣を見直すこと。
そうして、ブラッシュアップできるポイントがないか意識してみましょう。
そのためには毎日のふり返りの習慣や「来週1週間をどんなふうにすごしたいのか?」といったプランニングの時間をとることが必要です。
ですから、そういった時間を積極的に確保するようにしましょう。
そのようにして、ただ単に一定の行動をくり返すのではなく、良習慣を磨き続ける事が重要なのです。
まとめ
今回の記事では「1年前の自分と成長しているかどうか?」という質問に対して、私なりの成長の基準を2つ挙げてみました。
あなたは1年前と比べていかがでしたでしょうか。
もしその習慣が身についていないとしても大丈夫です。
今年はまだ1ヶ月以上も残っているので。
ぜひ「成長しているかどうかをはかる基準としての良習慣」を、今年のうちに少しずつ始めてみて、来年のスタートからの定着を目指していきましょう。
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■編集後記
昨日は、帰宅後に妻と映画鑑賞。
仕事のことなのでタイトルをお伝えできないのがいつも惜しいのですが、、、(^_^;)
「正義とは何か?」を考えさせられる痛快な映画でした。
優しい人は強い。
強い人は優しい。
守りたい大事なものを失ったときの女性のタフネスは、ハンパじゃないですね。(^_^)
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