質問の習慣

「自分がダメだから」と思ったら。自己否定をやわらげる2ステップの質問をしてみる。

投稿日:2018/05/19


あなたは、「自己否定感」を覚える瞬間がありますか?

私もよく「自己否定感」を味わうのですが、大きなダメージを受けるような機会は減りました。

それは、2ステップで2つの質問をするようになったからです。

 

スポンサーリンク


 

自己否定をするのはまじめで誠実だから

自己否定感。

誰もが多かれ少なかれ持っているものです。

ただ、自己否定感を抱くのは、あなたが自分のことを自責で考えられている証拠でもあります。

そして、まじめで誠実だからこそ、自己否定をしてしまう可能性が高いです。

まじめで誠実な部分があるからこそ、誰かをがっかりさせたり、失敗してしまったときに「悪いことしちゃったな・・・」と自覚して、後悔するのですね。

ですから、見方を変えれば、自己否定を感じるのはある意味では、あなたにとってまっすぐな道を歩いているということでもあるように思います。

 

自己否定感を手放すための2ステップの質問

しかし、自己否定感の取扱には注意が必要です。

理由は、自己否定感はとても自己中心的な感情だからです。

単純に「悪いことしちゃったな・・・」と心を痛めるだけで、状況を改善するためのアクションは起こさない。

もしそうだとしたら、そのような自己否定感はいさぎよく手放してしまいましょう。

「悪いことしちゃったな・・・」と後悔するだけで何もしないのであれば、そこに生産性はないのですよね。

では、もしも自己否定を感じたら、どうすればいいでしょうか?

私がやっているのは、次の2ステップを考えてみることです。

 

1:その自己否定感は必要か?

自己否定を感じたら、最初におこなうべきは、

・そもそも自己否定を感じる必要があるのか?

ということを自問してみましょう。

もしかしたら、あなたが気にしすぎているだけかもしれませんよね。

また、間違った義務感が原因かもしれません。

たとえば、いつもは引き受けている仕事を、自分の約束を優先してことわって相手の期待に沿えなかったとしても自己否定を味わう必要はありません。

あなたは普段から十分にやっているのです。

 

2:本当に自分だけが悪いのか?

私は、物事が思い通りにならないときは、自分の実力不足を感じることは多いです。

以前は、「自分が悪いから」と考えて自己否定をくり返していました。

しかし、100%自分だけが悪いことのほうが少ないもの。

仕事であれば関係する人たちにも大なり小なり責任がありますよね。

ですから、自己否定を感じそうになったら、

・本当に自分だけが悪いのか?

と自問してみるのです。

すると、「必ずしも、そうではないよな」と考えられるものです。

 

2ステップの質問で自己否定感から解放される

あなたが何かをするのかしないのか、2つの選択肢があってどちらを選んでもいいのであれば、どちらを選んでもある意味で正解です。

自己否定感を基準に選択する必要はありません。

もし、本当に自己否定感を覚えて当然という選択をしてしまったとしたら、それは自分で責任を持って状況を改善するための行動を起こしていけばいいのです。

それがシンプルな解決策です。

それでも、取り返しがつかないような状況だったらどうするか。

その場合は、いさぎよく失敗から学びましょう。

メモなどをして同じ失敗をくり返さないようにすることに徹すること。

そのようにして、いたずらな自己否定感を捨てて、前進していくのです。

2ステップの質問で、自己否定感から解放していきましょう。

 

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

■編集後記

昨日の夜は、家族で「鋼の錬金術師」の実写化映画を鑑賞。

原作ファンの妻や子どもたちの評価は、、、「微妙」。(笑)

たしかに、CGのクオリティーやキャストへのこだわりを感じたものの、ストーリーがいまいちでしたね。(^_^;)

【今月のランニング走行距離】
km/目標150km

【募集中】
・5月23日 19:30〜21:45
今のあなたにぴったりの習慣が見つかる!「自分の良習慣を発見する」セミナー
〜3年後のあなたに必要な習慣を見つけよう〜

・6月7日 19:30〜21:45
人生の目標が決まる!「やりたいことリスト100」セミナー
〜やりたいことで満たされる毎日をつくる〜

・6月14日 19:30〜21:30
「理想の1日」を実現する!「早起き習慣化セミナー」
〜毎日2時間の自由時間を生み出す〜

【メルマガを発行しています】
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
ひとり複数のビジネスをおこない、人生を充実させていくリアルストーリーにご興味があればぜひ!

▼メルマガのご案内はこちらから
メルマガ「複業で自分を磨く!」のご案内

▼ご登録は下記よりお願いいたします!




複業で「自分を磨く習慣」メルマガ登録フォーム
  *
  *
メールアドレス  *

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

-質問の習慣

執筆者:

関連記事

「正しい質問が正しい答えをつくる」の裏面にある真実

「正しい問いが、正しい答えをつくる」 この言葉の裏には、実は「不都合な真実」が隠されています。 注意しましょう。   「正しい質問」はすべてを解決する? 「正しい答えを設定すれば、問題のほと …

頭の中の「問い」が可能性をつくり、頭の中の「問い」が限界をつくる

以前、カラオケに向けて、歌を覚える練習をしていた時期がありました。 実は、その時に興味深い気づきがあったのです。 その気づきとは何かというと、 ・歌の練習をしていると、気づき・アイデア・発見が減ってし …

深い質問に向き合う3つのポイントは角度・頻度・深度

深いコミュニケーションには欠かせない「質問」というツール。 有効活用するために「角度・頻度・深度」という3つのポイントから質問に向き合ってみましょう。   クローズド・クエスチョンとオープン …

あなたの問題を解決する方法。知識ではなく「問い」を変える。

今のあなたが抱えている問題は何でしょうか? その問題をクリアするために、あなたが自分に問いかけている質問を変えてみましょう。   自問自答のくり返しが私たちの人生をつくっている 私たちの人生 …

人生を「悲観的な物語」から「楽観的な物語」に変える方法

日常を悲観的なストーリーで過ごすのか。 それとも、楽観的なストーリーで過ごすのか。 カギは「自分への質問」です。   悲観的なストーリーを語るパターン 毎年、1月と4月は、コーチングセッショ …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。