うまくいっている人の真似をすれば、自分もうまくいくはず。
でも、なかなか現実はそうならないのはなぜか。
そのときは、
1:自分と似たタイプのロールモデルを探す
2:過去のプロセスを調べる
の2ステップから考えてみましょう。
うまくいっている人は「現在」何に取り組んでいるのか?
「うまくいっている人は「現在」何に取り組んでいるのか?」
それがわかれば、同じことをするのに。
そうすれば、自分もまったく同じとはいかないものの、近い成果が出せるのではないか。
そんなことをよく考えています。
実際、私はセミナー講師の方に「どうすれば、あなたのようにすばらしいセミナーができるのですか?」と聞いたことがあります。
その方が、「現在」取り組んでいることや考えていることを聞かせていただく。
自分に取り入れられそうなところがあれば、真似してみる。
そうすれば、その人が出している成果に近づけるはず。
そう思ったからです。
でも、答えを聞いたからといって、必ずしもうまくはいきません。
たとえば、著者が本に書かれていることを「いいな」と思ってすぐにやる。
すぐに結果が出て、すぐに成功する。
理想ですが、そんな魔法はなかなかないわけです。
私も、同じようなことがありました。
「伊藤さんは、現在はどんな風にモーニングルーティンを組んでいるんですか?自分はなかなかうまくいかなくて……」
そんな質問をされたことがあります。
そう聞かれれば、
・20分の運動をする
・20分の内省やプランニングをする
・20分の学習をする
と答えます。
その方のご参考になれば、「なるほど、やってみようと思います!」と言っていただけることがあります。
ありがたいことです。
でも、その一方で、少し考えてしまうこともあります。
それは、2つあって、
・私のやり方はその人に合っているのだろうか?
・現在のことを聞くだけでいいのだろうか?
ということです。
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自分と似たタイプの人の成功事例を探すこと
うまくいっている人を参考にする。
これはやるべきです。
成功事例から学ぶのは、うまくいっている人たちも取り組んでいることですから。
ただし、注意しなければいけないことが2つあります。
まず、
1:自分と似たタイプのロールモデルを探す
です。
重要なポイントです。
よくある残念な例は、自分と違うタイプの人の成功事例を見て、憧れてしまうこと。
例えば、自分はサポータータイプなのに、コントローラータイプの人に憧れてしまう、という例です。
というより、私自身がそうでした。
自分が言いたいことをはっきりさせて、大きな声で主張し、まわりをガンガン引っ張っていく。
そんな人を見ると「すごいな。自分にはできないな……。自分にないものを持っていて、すごいなぁ」と。
「自分もあんな風になれたらいいな。でも、できない。なぜ、あの人みたいにできないんだろう。スキルが足りないのかな。がんばっているつもりなんだけどな……」と考えて、落ち込むわけです。
こうなると、しんどいですよね。
なぜなら、これは動物にたとえれば、ウサギがライオンになることを目指すようなものだからです。
人間でたとえると、病院の看護師さんが、院長先生になろうとするようなもの。
そこに優劣があるわけではありません。
でも、両者はタイプが違いますよね。
それなのに、足りないところをわざわざ比較して、自分で「なぜあの人みたいにできないんだろう……」と落ち込んでしまうのです。
この状況を、周りの人たちから見たら滑稽でしょう。
「そりゃそうだよね。あなたがそこを目指すのはタイプが違うからやめたほうがいいよ。」とわかります。
でも本人は真剣です。
ですから、悩むのです。
でも、ウサギはどうしてもライオンにはなれません。
ですから、ファーストステップとしては、自分と似たタイプのロールモデルを見つける必要があるのです。
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ロールモデルは「過去」に何をしていたのか?
似たタイプの人を見つけることができたら、次はその方の良いところを自分にも取り入れていきましょう。
憧れの人をロールモデルにして、目指す場所を明確にするわけです。
その際に大事なのは、ロールモデルの「現在」だけを見ることではありません。
もちろん、「現在」の成果を見ないわけではありません。
ただ、「現在」よりも私が注目したいこは、
・ロールモデルは「過去」に何をしていたのか?
です。
現在のステージにたどり着くまでに、どんなプロセスを経て、たどり着いたのか。
そこを研究した方が良いと思っています。
ですから、2つ目のステップとしては、
2:過去のプロセスを調べる
をおすすめしたいのです。
なぜなら、「現在」を真似ることは難易度が高すぎるからです。
しかも、ステージが違いすぎて、真似をしてもちぐはぐになるのです。
たとえば、現在の私が、800万部を超えている本田健さんになったつもりで「ベストセラーを生み出す方法」について語ったとしましょう。
絶対に「いやいや、お前が言うなよ」となりますよね。(笑)
ロールモデルの「現在」をそのまま真似すると、そういうズレが生じるのです。
それよりも、本田健さんがまだかけ出しの頃の本を読んで考察したり、分析したほうが参考になると思うのです。
ロールモデルの「過去」のプロセスを参考にできるものは、
・過去の本
・過去のブログ
・過去の映像教材や音声教材
などがあります。
研究してみましょう。
もちろん、「現在」をリアルタイムで追っていると、その方の「過去」のエピソードが描かれていることもあります。
そこも参考になります。
さて、まとめると、ロールモデルの成果に近づくためには、
1:自分に似たタイプのロールモデルを探す
2:過去のプロセスを調べる
という2つのステップで考えてみること。
それがおすすめです。
あなたが目指すロールモデルについて、「過去」のプロセスを参考にすることで、あなたも成功に近づいていきましょう。
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■編集後記
昨日は、朝6時から「習慣化オンラインサロン」の朝活に参加。
その後は、朝からいろいろとあわただしい日だったような。
とても長い1日だったような。
でも、この先もずっと記憶に残る日でもある。
そんな1日でした。
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