セルフマネジメントができると、ビジネスで成果が出る理由を探していました。
今朝、自分の中でその答えを発見できたので記事にしておきます。
「アメリカでは、喫煙者と肥満の人は出世できない」は本当なのか?
「アメリカでは、喫煙者と肥満の人は出世できない」
あなたは、聞いたことがあるでしょうか?
私が耳にしたのは、たしか大学生の頃。
漫画『島耕作』を読んでいたときだったと記憶しています。(あいまいなんですが・笑)
たしかに、イメージしやすい内容ですよね。
たばこをやめたいけれど、やめられない。
やせたいけれど、つい食べてしまう。
そのような人は、
「セルフマネジメントのスキルがない」
「自己管理能力がない」
というラベルを貼られてしまうわけです。
セルフマネジメントがない人が出世をしても、他者をマネジメントできるスキルはない。
悲劇が起きそうです。
ですから、上に立つ人の立場になれないということなのでしょう。
もしも出世できたとしても、部下の人からこう思われてしまうわけです。
「自分をマネジメントできない人が、俺たち(私たち)をマネジメントできるはずがないですよね……」と。
厳しい意見です。
なぜなら、喫煙者や肥満の方が、必ずしもマネジメント能力ゼロとは限らないからです。
ですから、私にはそれがどういうことなのか、はっきりとした1本の道でつながっていませんでした。
多少の相関関係はありそうだとは思うのですが、いまいちしっくりきていなかったのですね。
それが今朝、解決したのです。
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2種類のリーダーシップとは?
あなたは他の人に対して「影響力を及ぼしたい」と思うでしょうか?
関係性の影響力
他者への影響は、誰にでも必要なものです。
ビジネスならお客さまへ。
ブログなら読者へ。
影響力の関係性は、発信者と受け手側だけではありません。
親なら子どもへ、子なら親へ。
上司なら部下へ、部下なら上司へ。
影響を与えたいと考えているはずです。
ですから、ほかの人に対して影響力がまったくのゼロだったら、生きていくのは困難です。
影響力を高めるためにも、セルフマネジメントのスキルを磨いておいたほうがいいのです。
セルフマネジメントスキルと信頼
セルフマネジメント能力ゼロの人が、あなたの上司になったらどうでしょうか。
その上司は、
・いつも遅刻する
・アポを忘れる
・お願いしたことはやってくれない
という人だったら、あなたはついていけませんよね。
私なら、その上司の指導を受けたとしても「え……あなたに言われたくないんですけど、、、」と思う可能性が高いです(笑)。
一方、セルフマネジメントができている上司だったらどうでしょうか?
心から尊敬できる上司からの愛情あるフィードバックだったら「この人がそういうならきっと間違ってないだろう」と受け止められると思うのです。
たとえば私なら、ブログを5344日毎日更新している人だったら信頼できます。
何より「自分をここまで律することができる人が言うことなら、きっと信頼できるだろう」と感じるのです。
自分にリーダーシップを発揮しているので、言葉がこちらにも響いてくるわけです。
リーダーシップの原則
原則から書きます。
それは、
「人は自分へのリーダーシップを発揮する以上に、他者にリーダーシップを発揮することはできない」
ということです。
どういうことでしょうか。
じつは、リーダーシップには「2種類のリーダーシップ」があります。
1つ目は「他者へのリーダーシップ」。
これはイメージしやすいと思います。
『キャプテン翼』の大空翼が、チームメンバーに影響を与えているイメージです。
そして、2つ目は「自分へのリーダーシップ」があるのです。
このリーダーシップは、
・他者へのリーダーシップ > 自分へのリーダーシップ
にはなりません。
それが、先述の「アメリカでは、喫煙者と肥満の人は出世できない」ということ。
つまり「人は自分へのリーダーシップを発揮する以上に、他者にリーダーシップを発揮することはできない」です。
ですから、私たちが影響力を高めたかったら、
・他者へのリーダーシップ < 自分へのリーダーシップ
という風にならなければならない。
そのためにも、成果を上げたかったら、セルフマネジメントのスキルを磨き、自分へのリーダーシップを高めていく必要があるのです。
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セルフマネジメントができるとビジネスで成果が出る理由
これは複業にも通じるものです。
習慣化スキルと複業の成果
私は、すっきり言語化できなくて、いつもムズムズしていたことがあります。
それは「習慣化が得意な人は、複業もうまくいくケースが多い」ということ。
同時に「習慣化が苦手な人は、複業もうまくいかないケースが多い」ということです。
「これはなぜなんだろう?」と思っていたのですよね。
この答えがわかりました。
要は、
・セルフマネジメントができる
→習慣化できる
→自分へのリーダーシップを発揮している
→お客さまにもリーダーシップを発揮できる
→結果としてビジネスでも成果が出る
ということです。
反対に、
・セルフマネジメントが苦手
→習慣化できない
→自分へのリーダーシップが発揮できない
→お客さまにもリーダーシップが発揮できない
→結果としてビジネスでも成果が出ない
ということなのです。
つまり、この流れこそ「人は自分へのリーダーシップを発揮する以上に、他者にリーダーシップを発揮することはできない」ということなのですね。
信頼とリーダーシップ
長年の疑問が氷解。
朝から頭と心がすごくすっきりしました。
おかげで、このテーマで、朝からA4メモ書きを6枚も書いてしまいました。
快感です。
朝のカフェで、ひとりで興奮してしまいました。(笑)
さて、「人は自分へのリーダーシップを発揮する以上に、他者にリーダーシップを発揮することはできない」とすれば、「信頼」が重要な要素になってきますよね。
信頼がなければリーダーシップは発揮できません。
ですから、信頼を得るためのベースとして、ブログを毎日継続したり、YouTubeでの発信を継続したり、セミナー開催を継続したりして「信頼」を積み重ねることがおすすめなのです。
信頼は目に見えません。
目に見えるのは、あなたのアウトプットなのです。
私もいま「良習慣塾」第3期と第4期を準備中です。
そのような環境をつくり、私もセルフマネジメントを高め、自分へのリーダーシップを高めようとしています。
あなたのリーダーシップを発揮するアクションは?
さて、あなたはセルフマネジメントのスキルを高めるために、何ができそうでしょうか。
たとえば、
・食事の大盛りをやめる
・お金のむだ遣いをやめる
・二度寝をやめる
など、自分のリーダーシップを発揮するアクションを考えてみましょう。
それが決まったら、小さなアクションでいいので、実行してみることが大事です。
そのようにして、あなたが自分との小さな約束を守り続けることで、ご自身にリーダーシップを発揮できるようになるのです。
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■編集後記
昨日は、「良習慣塾」メンバーとのコーチングセッション2件。
ラン&セッションのあとにひとりで追加ランニングをして合計7キロ。
東京マラソンまでにマッスルメモリーを呼び起こしていきます。
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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