良習慣の習慣 複業の習慣

人は自分へのリーダーシップを発揮する以上に、他者にリーダーシップを発揮できない

投稿日:2022/02/22


セルフマネジメントができると、ビジネスで成果が出る理由を探していました。

今朝、自分の中でその答えを発見できたので記事にしておきます。




 

「アメリカでは、喫煙者と肥満の人は出世できない」は本当なのか?

「アメリカでは、喫煙者と肥満の人は出世できない」

あなたは、聞いたことがあるでしょうか?

私が耳にしたのは、たしか大学生の頃。

漫画『島耕作』を読んでいたときだったと記憶しています。(あいまいなんですが・笑)

たしかに、イメージしやすい内容ですよね。

たばこをやめたいけれど、やめられない。

やせたいけれど、つい食べてしまう。

そのような人は、

「セルフマネジメントのスキルがない」

「自己管理能力がない」

というラベルを貼られてしまうわけです。

セルフマネジメントがない人が出世をしても、他者をマネジメントできるスキルはない。

悲劇が起きそうです。

ですから、上に立つ人の立場になれないということなのでしょう。

もしも出世できたとしても、部下の人からこう思われてしまうわけです。

「自分をマネジメントできない人が、俺たち(私たち)をマネジメントできるはずがないですよね……」と。

厳しい意見です。

なぜなら、喫煙者や肥満の方が、必ずしもマネジメント能力ゼロとは限らないからです。

ですから、私にはそれがどういうことなのか、はっきりとした1本の道でつながっていませんでした。

多少の相関関係はありそうだとは思うのですが、いまいちしっくりきていなかったのですね。

それが今朝、解決したのです。

 


 

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2種類のリーダーシップとは?

あなたは他の人に対して「影響力を及ぼしたい」と思うでしょうか?

 

関係性の影響力

他者への影響は、誰にでも必要なものです。

ビジネスならお客さまへ。

ブログなら読者へ。

影響力の関係性は、発信者と受け手側だけではありません。

親なら子どもへ、子なら親へ。

上司なら部下へ、部下なら上司へ。

影響を与えたいと考えているはずです。

ですから、ほかの人に対して影響力がまったくのゼロだったら、生きていくのは困難です。

影響力を高めるためにも、セルフマネジメントのスキルを磨いておいたほうがいいのです。

 

セルフマネジメントスキルと信頼

セルフマネジメント能力ゼロの人が、あなたの上司になったらどうでしょうか。

その上司は、

・いつも遅刻する

・アポを忘れる

・お願いしたことはやってくれない

という人だったら、あなたはついていけませんよね。

私なら、その上司の指導を受けたとしても「え……あなたに言われたくないんですけど、、、」と思う可能性が高いです(笑)。

一方、セルフマネジメントができている上司だったらどうでしょうか?

心から尊敬できる上司からの愛情あるフィードバックだったら「この人がそういうならきっと間違ってないだろう」と受け止められると思うのです。

たとえば私なら、ブログを5344日毎日更新している人だったら信頼できます。

何より「自分をここまで律することができる人が言うことなら、きっと信頼できるだろう」と感じるのです。

自分にリーダーシップを発揮しているので、言葉がこちらにも響いてくるわけです。

 

リーダーシップの原則

原則から書きます。

それは、

「人は自分へのリーダーシップを発揮する以上に、他者にリーダーシップを発揮することはできない」

ということです。

どういうことでしょうか。

じつは、リーダーシップには「2種類のリーダーシップ」があります。

1つ目は「他者へのリーダーシップ」。

これはイメージしやすいと思います。

『キャプテン翼』の大空翼が、チームメンバーに影響を与えているイメージです。

そして、2つ目は「自分へのリーダーシップ」があるのです。

このリーダーシップは、

・他者へのリーダーシップ > 自分へのリーダーシップ

にはなりません。

それが、先述の「アメリカでは、喫煙者と肥満の人は出世できない」ということ。

つまり「人は自分へのリーダーシップを発揮する以上に、他者にリーダーシップを発揮することはできない」です。

ですから、私たちが影響力を高めたかったら、

・他者へのリーダーシップ < 自分へのリーダーシップ

という風にならなければならない。

そのためにも、成果を上げたかったら、セルフマネジメントのスキルを磨き、自分へのリーダーシップを高めていく必要があるのです。

 

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セルフマネジメントができるとビジネスで成果が出る理由

これは複業にも通じるものです。

 

習慣化スキルと複業の成果

私は、すっきり言語化できなくて、いつもムズムズしていたことがあります。

それは「習慣化が得意な人は、複業もうまくいくケースが多い」ということ。

同時に「習慣化が苦手な人は、複業もうまくいかないケースが多い」ということです。

「これはなぜなんだろう?」と思っていたのですよね。

この答えがわかりました。

要は、

・セルフマネジメントができる

→習慣化できる

→自分へのリーダーシップを発揮している

→お客さまにもリーダーシップを発揮できる

→結果としてビジネスでも成果が出る

ということです。

反対に、

・セルフマネジメントが苦手

→習慣化できない

→自分へのリーダーシップが発揮できない

→お客さまにもリーダーシップが発揮できない

→結果としてビジネスでも成果が出ない

ということなのです。

つまり、この流れこそ「人は自分へのリーダーシップを発揮する以上に、他者にリーダーシップを発揮することはできない」ということなのですね。

 

信頼とリーダーシップ

長年の疑問が氷解。

朝から頭と心がすごくすっきりしました。

おかげで、このテーマで、朝からA4メモ書きを6枚も書いてしまいました。

快感です。

朝のカフェで、ひとりで興奮してしまいました。(笑)

さて、「人は自分へのリーダーシップを発揮する以上に、他者にリーダーシップを発揮することはできない」とすれば、「信頼」が重要な要素になってきますよね。

信頼がなければリーダーシップは発揮できません。

ですから、信頼を得るためのベースとして、ブログを毎日継続したり、YouTubeでの発信を継続したり、セミナー開催を継続したりして「信頼」を積み重ねることがおすすめなのです。

信頼は目に見えません。

目に見えるのは、あなたのアウトプットなのです。

私もいま「良習慣塾」第3期と第4期を準備中です。

そのような環境をつくり、私もセルフマネジメントを高め、自分へのリーダーシップを高めようとしています。

 

あなたのリーダーシップを発揮するアクションは?

さて、あなたはセルフマネジメントのスキルを高めるために、何ができそうでしょうか。

たとえば、

・食事の大盛りをやめる

・お金のむだ遣いをやめる

・二度寝をやめる

など、自分のリーダーシップを発揮するアクションを考えてみましょう。

それが決まったら、小さなアクションでいいので、実行してみることが大事です。

そのようにして、あなたが自分との小さな約束を守り続けることで、ご自身にリーダーシップを発揮できるようになるのです。

 


 

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■編集後記

昨日は、「良習慣塾」メンバーとのコーチングセッション2件。

ラン&セッションのあとにひとりで追加ランニングをして合計7キロ。

東京マラソンまでにマッスルメモリーを呼び起こしていきます。


 


 

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■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

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