「思い通りにならないことは良くないこと」という思い込みを持っていませんか?
でも、思い通りにならないからこそ、やってくる幸運を忘れないようにしましょう。
「想定外のできごとを想定内にするためには?」
先日、コーチングセッションで下記のようなご相談を受けました。
クライアントさんのテーマは「想定外のできごとを想定内にするためには?」というもの。
簡単にまとめると、
・目標を設定して、計画をたてている
・そこまではちゃんとやっている
・でも、いざ実行すると変数が多くて思い通りにいかない
・それで困ってしまうのです
ということでした。
私が取り組んでいるコーチングセッションでは、対話のあとに行動のゴールを設定します。
そのあとにセットでおこなうのは「想定されるハードル」を事前に考えておくこと。
これからやってくる(かもしれない)障害を想定して、対処法を考えておくのです。
それをやっておけるとイレギュラーがあったときにも「ふふ、そうきたか」と思えるわけです。(笑)
これがまったく想定なしで取り組むと、1つや2つトラブルやイレギュラーがやってきたところでてんやわんやになってしまいます。
すると、せっかくゴールを設定したのにもかかわらず、「もういいや」と。
投げやりになってやめてしまうのです。
そうならないために、クライアントさんは「想定外のできごとを想定内にするためには?」というテーマを設定されたわけです。
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「思い通りにならないから嫌だ」という世界観を持つと苦しくなる
「想定外のできごとを想定内にするためには?」というテーマ。
思い通りということですよね。
確かに、何でも思い通りになればすばらしいかもしれません。
たとえは、ブログを書けばアクセス激増。
本を出せば必ずベストセラー。
セミナーを募集したらすぐに満席。
うーん、うらやましいですね。(笑)
本当にそんな世界がやってきたら、悩みごとなんてなくなるでしょう。
ただ、これは
・「(思い通りにならないという)悩みごとがなくなる世界」という思い込みがある
という前提でもあるのですよね。
ですから、想定外のイレギュラーがやってきたときに「なぜ思い通りにならないんだろう?」と考えてしまうのです。
というのも、以前の私がそう考えていたのでよくわかります。
でも。
「思い通りにならないから嫌だ」という世界観を持つと苦しくなるはずです。
なぜなら、思い通りにいかないのがこの世界だからです。
「思い通りにいかないのがこの世界である」
これは私が言っているのではありません。
お釈迦さまが言っているのです。
それも、2000年以上も前に。
そう考えると、ずっと前から「思い通りにいかないのが人生なのだ」ということなのですね。
ですから、思い通りにならないことに必要以上に悩まないようにしましょう。
そのほうが気持ちはラクになります。
「人事を尽くして天命を待つ」という言葉もあります。
自分ができることをやったら、あとは運なのです。
ただ、そう考えてばかりいると楽しい未来を想像することの意味が薄れてしまいそうですよね。
では、どう考えればいいのか。
反対に「思い通りにいかないからこそ、希望がある」と考えてみてはいかがでしょうか。
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「思いがけない幸運」に意識を向ける
少し思い出してみましょう。
下記の質問に答えていただけるとうれしいです。
「あなたの人生でとくにうれしかったことは何でしょうか?」
「あなた人生で今もっとも幸せを感じていることは何でしょうか?」
「あなたが人生で1番よろこんだできごとは何でしょうか?」
お答え頂けましたか?
どうでしょうか。
それらのできごとは、思い通りになったから得られたものですか?
きっと思い通りとは違うできごとが入っているのではないでしょうか?
それがとてもうれしいことだった。
だから、印象的だし、プラスの感情が高まったはずです。
たとえば、私がまっ先に思い浮かんだのは出版です。
このブログを読んでくださった編集者さんから、出版について問い合わせメールを見た瞬間ですね。
あれはまったく思い通りではなく、思いがけないできごとでした。
少し話が変わりますが、出版の方法を研究すると、商業出版には大きく2つ方法があることがわかります。
それは、
(1)著者が出版企画書を書いて出版社に提案するケース
(2)出版社から声をかけていただくケース(私の場合はこちらでした)
です。
このうち、多いのは(1)。
これは企画も意図して狙っているわけですから、出版が決まれば「思い通り」というわけです。
一方の(2)で声をかけられるケースは自分では意図できません。
「そうなったらいいな」とは思いつつも、それがいつやってくるかはわからないからです。
ですから、(2)は「思い通りにならない」ということです。
それだけに、うれしかったのですよね。
まさに「思いがけない幸運」だと感じたのです。
さて、こう考えてくると「思い通りにならないから嫌だ」という考えに変化がおきませんか?
もしもすべて思い通りになってしまったら、「思いがけない幸運」はやってこないのです。
それって、なんだかつまらないと思うのです。
ですから、「思い通りにならないから嫌だ」ととらえるのではなく「思いがけない幸運」に意識を向けるようにしてみましょう。
そのほうが、ポジティブな心持ちですごせるはずです。
まあ、でも1週間くらいだったら、思い通りになる人生も味わってみたいですけれども。(笑)
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■編集後記
昨日は、夜に「早起き習慣化プロジェクト」メンバーとのコーチングセッションを1件。
「早起き習慣化」というのは全体習慣なので、頭と心と体がととのっていることが重要なのですよね。
早起きというと「どうやるか?」という行動面にフォーカスがあたりがち。
でも、感情面を扱うことも、早起き習慣化を考えることに通じる重要なポイントなんですよね。(^^)
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