質問の習慣

やりたいことをはっきりさせるために「質問」というツールを活用しよう

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「質問」は、私たちが見えていないものの解像度をクリアにしてくれるツールです。

活用し続けていきましょう。




 

なぜ、毎年10月に来年のことを考えるのか

私には、毎年10月に取り組む習慣があります。

それは、「質問マトリックス」というツールを使い、来年にやりたいことを25個考えるということです。

その質問は、

Q:2022年に「これだけは確実に達成したい!」という目標は何?

Q:2022年、1つだけ確実に手に入るとしたら何が欲しい?

Q:2022年に身につけたいスキル・技術・知識は?

という基本的なものから、

Q:余命1年2ヶ月だとしたら何をする?

Q:恥ずかしくて言えないけど2022年にやりたいことは?

Q:2022年に、もしも神様が3つだけ願いを叶えてくれるとしたら?

という非日常感あふれる質問まで。

バラエティにあふれているのです。

毎年、友人のコーチと一緒にワークショップなどでおこなっているのですね。

今年も取り組みました。

昨年もやりましたし、一昨年も答えています。

なぜ、10月に来年のことを考えるといいのか。

それは日本の神さまたちに習っているのです。

10月は、和風月名で「神無月」と書きますよね。

これは、10月になると全国の八百万(やおよろず)の神さまたちが出雲に集まるからです。

ですから、ほかの土地では神さまが留守になるので「神無月」。

でも、出雲では「神在月」と呼ぶのです。

神さまたちは、10月に出雲に集まって何をするのかというと、「来年の日本をどうしていこうか?」という会議をするのですね。

神さまたちによる、来年のゴール設定とプランニングの時期。

それが10月なのです。

ですから、私たちも10月に来年のゴール設定とプランニングをするというわけです。

 


 

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答えられない質問を「仕掛り」にしておく

さて、今年、これらの質問集に取り組んで、実感したことがあります。

それは、

・質問への回答がスピードアップしている

ということです。

今年もスピードアップしていました。

この質問集は、シンプルですが本質的な質問が多いです。

たとえば、

Q:2022年の予算が1億円あったら何をする?

Q:2022年、あなたは社会やほかの人にどんな貢献をしたい?

Q:2022年12月31日時点での理想の状態は?

など。

すぐには答えられないものもあります。

しかし、毎年のようにトライしていることで、それらの質問に対する回答スピードが速くなってきているというわけです。

もちろん、最初は答えられません。

でも、何度も答えているうちに、答えが明確になってきているということです。

本質的な問いに対して、はっきりした答えが持てる。

これはうれしいものです。

でも、本質的な問いというのは、答えるのが簡単ではなかったりします。

でも、仮でもいいので、一度その時点での自分の答えを発しておく。

そうすることで、何かの拍子に答えを思いついたりすることもあります。

この感覚は、不足しているパズルのピースがカチッとはまるようなもの。

その瞬間は快感です。

だからこそ、本質的な問いには、何度も向き合っておきたいのです。

問いかけなければ、答えは出てきませんので。

だからこそ、その時に考えられる答えを、完璧ではなくてもいいので答えておくことが大事なのです。

 

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「自分のことは自分が一番よくわかっている」への疑問

私たちは自分のことを知っているようでわかっていません。

少なくとも私は「自分のことは自分が一番よくわかっている」とは思えません。

もしもそれが正しいのなら、世の中はこんなに悩みだらけではないでしょうから。

実際、私たちは、

・自分がなすべきことは何か?

・自分が本当にやりたいことは何か?

・いま自分が向かっている方向性は正しいのか?

といった問いに即答するのは簡単ではないでしょう。

とくに、何も考えずにいきなり答えることができる人は、そう多くはないはずです。

だからこそ、「質問」というツールを活用する。

そこから、自分の体験や気づきを通して「やりたいこと」をはっきりさせていくのです。

このプロセスは、スッと埋まることは少ないです。

ありえないことはないのですが、たいていの場合は時間がかかります。

人間関係と同じように効率化することはできないのです。

このプロセスは、イメージでたとえると、デジタル写真の解像度を上げていくようなもの。

確かにそこにモノはあるのですが、モザイクとかソフトフォーカスがかかっていて、その奥がぼんやりとしか見えません。

そのぼんやりしているものが、私たちの「やりたいこと」や本音なのです。

風景でいうと、雲のむこうに確かにスカイツリーの存在を感じるのですが、雲で隠れて見えないようなもの。

雲がかかっていると、正面からスカイツリーを見ることはできませんよね。

ですから、雲が無くなるのを待つか、違う方向から見てみるというような対応が必要なのです。

そのためのツールとして有効なのが、本質的な「質問」なのです。

あなたのやりたいことやあなたの欲求をはっきりさせるために、質問というツールを活用していきましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、「習慣化オンラインサロン」の交流会に参加。

友人の佐々木さんがメインで登壇する「くすぶり人生からわくわく人生へ」でした。

「人生とチームを好転させる仕組みづくり」がテーマ。

交流会終わりでチームスタッフで来週の新しい企画について、追加ミーティングをおこないました。(^^)


 


 

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