ゴール達成に向けた感情には、いつもネガティブとポジティブの両方があります。
その感情のバランスを変えることで、習慣化しやすくなるのです。
ゴールへの障害になる3つの感情
私たちがゴールを目指すとき、障害になる感情が3つあります。
それは、
1:失うこと
2:劣っていること
3:あきらめたくなること
の3つです。
1:失うこと
1つ目は「失うこと」。
自分が持っているものが減る感覚です。
お金を失うことだったり、信頼を失うことだったり。
有形のものもあれば、無形のものもあります。
失敗とは「何もしないこと」と「成功」の間にある学習機会 | 【良習慣の力!】ブログ
2:劣っていること
2つ目は「劣っていること」。
主に、能力面ですね。
自分はほかの人に比べて能力が低いことを嘆く。
スキルが不足していることに意識を向けてしまう。
人間は比較から逃れられないのですね。
「すごい人」との比較を手放そう。誰かの基準より、自分の内的なものさしを持つ。 | 【良習慣の力!】ブログ
3:あきらめたくなること
3つ目は「あきらめたくなること」です。
自分なりにがんばっても、努力しても、思うような成果につながらない。
勇気を出して思い切って行動したのに、不発に終わる。
そのようなとき、「もう無理・・・」という感情になりますよね。
たとえ自分が「鈍い刀」でも、磨き上げることをあきらめない | 【良習慣の力!】ブログ
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ゴール実現を加速させる3つの感情
一方で、ゴールの実現を加速させてくれる思考もあります。
こちらも3つあり、
1:成長すること
2:貢献すること
3:感謝すること
です。
1:成長すること
1つ目は「成長すること」。
この気持ちがなければ、ゴールは実現できません。
毎日、ほんのわずかでもいいので「今日も1歩、前進することができた」と思えるように行動すること。
その前進感を味わうこと。
それが幸福の土台です。
「前進感」をつくる5つの記録方法 | 【良習慣の力!】ブログ
2:貢献すること
2つ目は「貢献すること」。
人は「誰かの役に立っている」と思えることが重要です。
誰かに貢献することによって、逆に自分が生かされている。
そのような感覚があれば、ゴールに向けて「もっとやっていこう」という気持ちが出てきます。
アドラー心理学では、幸福の3条件として、
(1)自己受容:自分が好きだと思えて、自分にOKを出せる状態
(2)他者信頼(所属感):自分だけでなく、他人にもOKを出せる状態
(3)貢献感:自分が役に立っている感覚
があげられています。
自分が好きで、周りの人も好き。
それだけではなくて、貢献感が必要なのです。
アドラー心理学の「幸せの3つの条件」とは?条件をみたすために、まずは自分を受け止めよう。 | 【良習慣の力!】ブログ
3:感謝すること
3つ目は「感謝すること」。
感謝という感情は、とてもパワフルです。
何が起こっても感謝できる人があるとしたら、その人は無敵ですよね。
「感謝は不安の解毒剤」と言われるゆえんです。
ほかの人と比べて落ち込んだときは「成長・貢献・感謝」にフォーカスする | 【良習慣の力!】ブログ
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3つの感情を書き出して習慣化に活かす
これらの3つずつの感情。
これは習慣化に強く影響する感情なのです。
「ゴールへの障害になる3つの感情」が重なると、やめたくなります。
反対に、「ゴール実現を加速させる3つの感情」が重なると、続けたくなるのです。
事例を出していきますね。
やめたくなる3つの感情
「ゴールへの障害になる3つの感情」は、
1:失うこと
2:劣っていること
3:あきらめたくなること
です。
これらの3つの感情。
1つでもあると、それなりに大変です。
でも、重なると3つが同時に押し寄せてくることがあります。
私が、自主開催のセミナーで失敗したときがそうでした。
ブログでセミナーを募集。
それなのに参加者ゼロで会議室のコストが赤字。
お金を失いました。
ほかの人を見ると「セミナー満席!キャンセル待ちです!」というセミナーばかり(が目につくのですね)。
そういう状況を見ると「自分にはもう無理なのかも・・・」と思うわけです。
こうなると、とてつもない無力感に襲われます。
一時期、セミナー開催を中断してしまったのはこれらの3つの感情が原因になっていたのです。
続けたくなる3つの感情
「ゴール実現を加速させる3つの感情」は、
1:成長すること
2:貢献すること
3:感謝すること
ですね。
さて、これらの3つの感情。
これも3つ組み合わさると強力です。
私にとってはブログを書くことですね。
まず、ブログを書くことによって日々の学びを言葉にできたり、体験を経験に変えることができます。
そうしたトレーニングをおこないながら、毎日1記事ずつブログの記事が増えていくので毎日が自己ベスト更新。
「なりたい自分」というピラミッドをつくりあげるために、ブロックを1つずつ積み上げている感覚ですね。
ここに成長を感じます。
それが読者の方への貢献になる(ことを願って記事を書いています)。
記事が気づきや行動のきっかけになったと言われたことは何度もありますので、きっと貢献につながっていると信じて書き続けています。(笑)
そして、読んでくださる読者の方やサポートしてくれている周囲の家族や師匠や友人たち。
感謝しかありません。
3つの感情を習慣化に活用する
この3つが結びつけば、やめたい習慣にもなり、続けたい習慣になります。
では、どのようにしてあなたの習慣化に活かすのか。
書き出すことです。
たとえば、やめたい習慣があるなら、その習慣を続けてしまったときに
1:失うこと
2:劣っていること
3:あきらめたくなること
についてそれぞれ自分の気持ちを書き出してみましょう。
それぞれの感情が強まれば、やめたくなります。
続けたい習慣があるなら、その習慣に結びつく
1:成長すること
2:貢献すること
3:感謝すること
について書きだすのです。
プラスへの意識が強くなるはずです。
もし、余裕があれば、両面からアプローチしてみましょう。
たとえば、早起きがしたい場合。
まずは寝る前のスマホいじりに対して「ゴールへの障害になる3つの感情」を書き出してみる。
次に、早起きについて「ゴール実現を加速させる3つの感情」を書き出してみるわけですね。
さて、それぞれの3つの感情を書いてみたい気持ちになっているでしょうか。
きっちり取り組んでいただければ、今の感情のバランスが変わることをお約束します。
ぜひ、あなたの習慣化に活かしてみましょう。
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■編集後記
昨日は、朝5時30分の「習慣化オンラインサロン」朝活ファシリテーションからスタート。
友人の新刊を読了しました。
とてもいい本だったので、近々ご紹介したいと考えています。(^^)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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