夏休みの帰省中、両親に直接ききたかったことがあります。
それは、
「私が子どもの頃に、没頭していたことは何だったのか?」
という質問です。
これは「自分が何をやりたいのか?」ということを明確にするためのヒントになるものです。
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自分欲求のルーツをさぐる
自分の記憶に残っているものは、たくさんあります。
小学校(3年生から6年生くらいまで)でいえば、
・野球(野球マンガ「プレイボール」「キャプテン」の影響)
・サッカー(「キャプテン翼」の影響)
・ファミコン(スーパーマリオとドラクエ)
・マンガ(週刊少年ジャンプ、コロコロコミックなど)
・推理小説(「少年探偵団」など)
といったものに夢中になっていました。
ただし、今回ききたかったのは、さらに子どもの頃である小学校低学年や保育園時代のことでした。
さっそく夕食後の歓談中に、母親に聞いたところ、
「いろいろな場所のねじをまわしていた」
という意外な答えがかえってきました。
社会人になったいまでは、必要のないところではねじをまわしてはいないからです(笑)。
ただ、言われてみると確かにラジカセ(古い・・・)やドアノブなど、自宅のあらゆる場所のねじをまわしていたイメージがあります。
母親の言葉によって、一瞬にして記憶がよみがえってきました。
(しかもラジカセは戻せなくなったことも思い出しました・・・笑)
この私の欲求を言語化すると「分解する」ということになるのかもしれません。
これは1つの良いきっかけとして、自分の中においておきます。
「分解する」という自分欲求を持っていることを発見したのは、私にとって貴重な無形資産です。
自分欲求のかたまり時代に何をしていたのか?
子どもの頃というのは、自分欲求のかたまりです。
そのため、
・世間体
・世の中の常識
・両親や先生の価値観
といったものの影響を、ほとんど受けていません。
だからこそ、自分が子どもの頃にやっていたことを聞くのは、自分の欲求を知る良いヒントになります。
特に、社会人になってふとした瞬間に「自分がやりたいことがわからない」というように、自分欲求を探している人にはおすすめです。
・自分は何をやっていたのか?
・夢中になってやっていたことは何か?
・母親に「もうごはんよ!いいかげんにしなさい!」と言われるまでやっていたことは何か?
ということをきいてみましょう。
そこに、奥底に眠る自分欲求のかけらが見つかるはずです。
欲求それ自体は年齢や環境で変化しない
「何をしたいか?」という欲求は、人によって異なります。
子どもの頃と大人になった今を比べても変わってきているでしょう。
また、その人を取りまく環境によって、やりたいものや興味を注ぐ対象は変わってくるかもしれません。
しかし、欲求そのものは、年齢や状況によって変化しません。
・自分は何をしているときに高揚感を覚えるのか?
・どんな状況になるとわくわくするのか?
その手がかりは、あなたの過去にあります。
それらは多くの場合、子どもの頃に感じている状況に近いはずです。
残念なことに、人は子どもの頃の記憶を忘れてしまいます。
だからこそ、自分の過去をよく知る人(親など)にたずねてみましょう。
私のように、過去の意外な一面を知ることができるかもしれません。
さらに、その欲求から、今の自分が鈍らせてしまった感性を取り戻すきっかけにつながることもあるのです。
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■編集後記
昨日は実家に泊まり、両親や姉たちと語りました。
記事にしたように、私の子どもの頃の話で意外な自分欲求を知りました。
親が生まれた頃からの人生史も聞くことができ、有意義な時間となりました。
反省点は、話が楽しすぎて飲みすぎたことです。。。(T_T)
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