早起きを習慣化したいというお話をきくと、以外と表面的な動機を伺います。
ただ、セミナーで理由を深堀りしていくと、違った角度の答えが出ることも多いです。
早起きの目的から考えて、「得たい感情」まで到達していく方法を記事にします。
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早起きする前にやっておきたいウォーミングアップ
早起きセミナーのご受講者の方に参加目的をうかがうと、
・自分だけの自由な時間を確保したい
・流される毎日に不安を感じているので何とかしたい
・自己投資の時間が欲しい
といったように多様な理由をききます。
しかし、何の準備もなしにいきなり早起きにトライすると、たいていの人は挫折してしまいます。
運動する前に準備運動をするように、早起きにもウォームアップが必要です。
その中でも重要なのは、「そもそも自分は本当に早起きする必要があるのか?」ということを考えていただくことです。
この部分に納得がいっていないと、頭ではわかっていても、体がついてこないのです。
早起きができるようになった理想の状態を描く
さて、早起きをすることによって、あなたが手に入れたいものは何なのでしょうか?
「なぜ、あなたは早起きしたいのか?」という質問に短く即答できるようになりたいですよね。
そのためには、やみくもに早起きに取り組むのではなく、早起きをする目的を考えること。
まずは、そこに取り組むことがおすすめです。
具体的には、「早起き習慣化後の理想の状態」をイメージすることです。
ここをあいまいにしたまますっとばしてしまうから、一度や二度くらいの二度寝で早起きをあきらめてしまうのです。
といっても、
・早起きして朝にゆとりを持ちたい
・朝、本を読みたい
・朝ごはんを食べてから出勤したい
くらいの目標では甘い、、、です。
自分の目標時間に早起きしている状況を具体的にイメージできるくらいに理想を描くのです。
たとえば、私のクライアントさんは、「自分の時間が欲しい」という話をしていました。
セッションで話を伺うと、
・仕事に追われて、好きな読書ができない
・そのわりには、ふとんに入る前にスマホをいじってしまう
・将来的には朝時間に運動もやりたいが、とてもそれどころではない
という状態でした。
理想をきくと、
・心地よいアラームが鳴り、目をさますと5時30分
・朝陽が部屋に入ってきて気持ち良く目覚める
・リビングにいってコーヒーをわかし、前日に読もうと決めていた本を手に取る
・1時間じっくり読書をしたら朝食づくり
・朝食はトーストにハムエッグをつくる
・朝食ができるころに家族を起こし、朝から感謝される
といった具体的なイメージを話されていたのです。
早起きを通して自分の人生と向き合う
ここまでくると、かなり具体的に理想の朝時間が描かれてきますよね。
ただ、ここでもう1つ深堀していきたいのです。
理想の状態から、「なぜ、あなたはそのような朝時間にしたいのか?」ということ、つまり「早起きする目的」を考えることです。
理想の状態を描いてみると、自分が早起きをしたい理由がわかってきます。
先のクライアントさんのイメージから分析すると、
・朝から自分の目標時間に起きて達成感を味わいたい
・読書をして自己成長感を味わいたい
・家族に感謝してもらい自己肯定感を高めたい
という気持を持っているということがわかります。
要は、ここで「自分が得たい感情」がわかるのですね。
結局は、「幸せになるため」というシンプルな理由になったりするのですが、それでも一度自分で考えて頭と心で納得いくまで考えると、その理由が強力な味方になるのです。
つきつめていくと、早起きを習慣化するということは、早起きを手段として「自分の人生で何を得たいのか?」という問いに向き合うことでもあると考えています。
早起きと人生を語ると、人によっては、「たかが早起きでそこまで。。。」と思われるかもしれませんが、「されど早起き」でもあるのです。
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■編集後記
昨日は友人から紹介してもらった初対面の方とお会いさせていただきました。
2,100日以上も毎日メルマガを書かれている方で、ネタや記事の書き方などで話が盛り上がりました。
2,100日以上続けていると、「呼吸をするように書けます」ということで、うらやましい限り。。。
はたして私はそのような領域にたどりつけるものなのか、ちょっと不安にもなりましたが(笑)、「書く」ことはあきらかに自分の欲求にあるので、楽しんで続けていこうと思います。(^_^)
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