先日受けたコーチングセッションで、興味深い質問を受け、その後におもしろいワークをおこないました。
その質問とワークは、私の「ありたい姿」をイメージさせてくれるものだったのです。
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「Being」と「Doing」のバランスが重要
私がマイコーチから教えていただいたことですが、「うまくいっている人は、ミッションと行動のバランスがとれている」そうです。
ミッションとは、「使命」と訳されるように、本質は「命の使いみち」ということです。
その人の存在意義にも近いですよね。
行動とは、その人がとっている行動です。
「何を言っている人か?」ではなく、「何をしている人か?」ということです。
この2つは、言いかえると、いわゆる「Being」と「Doing」にも近いものです。
「Being」とは、「どうありたいのか?」ということであり、「Doing」とは「何をするのか?」ということですね。
この2つのバランスが重要なのだということです。
まず「Being」を考え、次に「Doing」を決める
順番として大事なのは、まず「Being」ありきで、そのあとに「Doing」を決めるということです。
たとえば、「海外でフルマラソンを走るような健康的な自分でありたい」という「Being」があるとします。
そうなれば、
・旅費を貯める
・海外旅行を手配する
・レースの申込みをする
・ランニングを習慣化する
といった「Doing」が決まります。
これは、「海外でフルマラソンを走るくらい健康である」という「Being」がなければ、そもそも「Doing」のタスクが生じないものです。
「Being」があってこそ、「Doing」をおこなう意味がありますし、そのように逆算してからアクションを決めることで「ゴールに近づいている」感覚を味わえるのですね。
反対に、「Doing」だけを積み重ねている人も多いのですが、それだと「労多くして功少なし」という状態になりがちです。
また、「海外も、マラソンも、健康にも興味はありません」という人がいたら、ほかの人から誘われた「Doing」には興味もわかないでしょう。
その理由は、「Beingを持っていないから」なのですね。
「自分が100歳のとき、どのような状態か?」をイメージしてみる
では、あなたのミッションや「Being」はどのように設定すれば良いのでしょうか?
・・・それがわかれば誰も苦労しないわけで、なかなか難しいのですよね。(笑)
設定するための1つのヒントは、質問をすることです。
たとえば、「あなたが100歳のとき、どのような生活をしていますか?」という質問です。
・住んでいる場所はどこ?
・どんな家に住んでいる?
・貯金はどれくらいある?
・収入源は何?
・仕事をしている?
・家族は誰が一緒にいる?
・友人は何人くらいいる?
・趣味は何ですか?
といった感じで、「100歳になっている自分」をイメージしてみるのです。
なかなか考えないことだと思いますが、ぜひやってみましょう。
じつは私も、先日のセッションでこのワークをおこないました。(笑)
「自分がおじいさんになったら、こんな生活をしていたい」という感じで、自分の未来に思いをはせるのは興味深い体験でした。
私は、「孫とマラソン大会に出る」というイメージが湧いてきたのです。
それが「Being」になれば、100歳になっても健康でいることが必須条件になりますよね。
まさに、「Being」が、「いつまでも若々しく、健康でいること」になるわけです。
そのような意味で、ここでイメージしたことは、じつにパワフルな「Being」ですよね。
人生の目標にもつながるでしょう。
そのように、何十年も先の100歳になった自分をイメージすることによって、自分が進みたい方向性が見えてくるのです。
書籍「ライフ・シフト」にあるように、「人生100年時代」は夢物語ではありません。
あなたの「Being」発見にお役に立てたらうれしいです。
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■編集後記
昨日は、娘の保育園時代の家族同士でお花見。
3〜4分咲きでしたが、楽しむことができました。
小学校で離れてしまった友だちとも久しぶりに会えて、娘は走りまくっていました。(笑)
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