「一億総中流」が崩れた現代、いまやビジネスパーソンだけでなく、主婦や学生のかたでも「個」をアピールする時代だと感じています。
それなのに、自己紹介ツールを持っていない人があまりにも多いように感じています。
自分を知ってもらう努力や自分自身をわかりやすく伝える努力は、常にやっておくべきだと思うからです。
スポンサーリンク
初対面のかたにブログを知らせなかった私のミス
今朝は6時から、長崎県在住のかた(初対面)とSkypeでお話する機会がありました。
所属しているコミュニティーで知り合った知人からのご紹介でつながったご縁です。
さっそくSkypeで通話をスタートしたのですが、話しているうちになんとなくいつもと違った違和感を覚えました。
その違和感が何なのか考えながら話していると、「あっ!」と・・・気づきました。
私は、相手のかたに対して、事前に当ブログのURLを送っていなかったのです。(^_^;)
幸い、Facebookでは経歴をご覧いただいておりましたし、同じコミュニティーの知人の話や、将来の話に花が咲いたので、対話の時間それ自体は非常に有益でありました。
ただ、話が盛りあがっただけに、「ブログをお知らせしていれば、もっと対話が深まっただろうなぁ・・・」と思わずにはいられませんでした。
今回の失敗で、私はあらためて感じました。
初対面のかたに会ったりSkypeで話すときには、できる限り自分のことを事前に知らせておくべきですし、相手のこともわかる範囲で調べておくべきです。
その「ほんのひと手間」が、お互いの時間を有効にするために必要だからです。
時間を共にする相手のプロフィールを知っておくマナー
以前、同じコミュニティーの友人が、ブロガーのイケダハヤトさんをお招きすることに成功して、ブログの勉強会をおこなったことがあります。
私を含めて8人くらい参加しており、メンバーの中には私の師匠もいらっしゃいました。
イケダさんの到着を待っていたときに雑談をしながら、参加メンバーがそれぞれイケダさんへの認識について話していたところ、メンバーの興味レベルは不均一でした。
・じつはブログをちらっと読んだだけ
・イケダさんのことはよく知らないが、おもしろそうだから参加した
というかたもいました。
「そ、それだけなんだ・・・」と思ったのですが、じつは私自身もブログをたまに読んだり読まなかったりするレベルで、著作もかけこみで2冊ほど読んだだけなのであんまり変わりません。。。(^_^;)
しかし、師匠は、
・この日のためにイケダさんの著作はすべて読んだ
・ブログも毎日読んでいる
・当然、プロフィール関係も再チェック済み
・質問も考えてきた
ということだったのです。
当時、イケダさんの著作は5〜6冊くらいは出ていたと記憶しているのですが、それをすべて読まれていたのです。
そのスタンバイのレベルに、私は驚きました。
貴重な時間を有益にするための準備が半端じゃなかったのです。
同時に、「相手の時間を尊重するというのは、こういうことだよな・・・」とも思いました。
自分の時間にこだわる男は、相手の時間にも同じようにシビアだったのです。
実際、会社の営業で新規訪問するときには、訪問する会社のHPを調べるのが基本ですよね。
・訪問する会社はどのようなビジネスをおこなっているのか?
・会社の規模はどれくらいか?
・社長はどのような理念を語っているのか?
・どのような経緯で設立された会社なのか?
といったことを調べないで訪問するセールスパーソンはいないはずです。
そうでなければ、会社に訪問して、先方の担当者とあいさつするときに「ところで御社はどのような事業を手がけていらっしゃるのでしょうか?」というところからはじめないといけません。
私が先方の担当者だったならば、「こちらとビジネスをしたいと思ってアプローチしてきたのに何も調べてないのか・・・??」とがっかりするでしょうし、そのような人と取引したいとは思わないでしょう。
昔のようにHPがない時代ならそのようなこともあったのでしょうが、現在ではそれは許されませんよね。
それよりは、訪問前にHPで気になる部分を調べていただき、それでもわからないところや、HPを見て興味が出た部分があれば、対面したときにそのポイントを話せば良いでしょう。
そうすれば、対面で話す内容も深くんなるし、お互いの時間を浪費しなくてすむのです。
自己紹介ツールをつくっておこう
このようなスタンスは、会社だけでなく、いまや個人であっても同じでしょう。
ネットで調べれば、ある程度自分や自社のことを理解していただけるツールを用意しておくことが必須の時代なのです。
ブログやFacebookのようなネットであれば、自己紹介はかんたんにできます。
ネットが難しくても、せめて個人の名刺くらいはつくっておきたいものです。
なぜなら、自己紹介を考えることは、何より自分について考察することにつながります。
・何をしている人だと思われたいのか?
・何ができる人なのか?
・どんなことに興味がある人なのか?
これらをほかの人にコンパクトにわかりやすく伝える必要があるからです。
私自身のことを考えてみても、一生のうちでこれから何度自己紹介するのかと思うとちょっとうんざりします。
それなら、私のことがわかるブログのURLを相手に送り、読んでもらえれば良いわけです。
ブログにプロフィールを記載しておけば、一生分の自己紹介をする時間が省けるわけですから、時間効率を考えるとつくらない理由が見つかりません。
もしもあなたが自己紹介できるツールを持っていないのであれば、ぜひともご用意しておくことをおすすめいたします。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
■編集後記
昨日は、早朝にSkypeを1件おこなったあと、娘の学芸会を観に行きました。
1年生とはいえ、25分もの大作を学年全員で演じていました。
歌も踊りも相当練習していたのようなので、無事に終わってホッとしました。(^_^)
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
コメントを投稿するにはログインしてください。