人は、肩書によって「それらしく」なるものです。
肩書によってイメージができあがるメリットもあれば、それにしばられる側面もあります。
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肩書やキャッチフレーズを考えることが天職への近道
「天職を見つけるためのグループコンサルティング」で、「肩書」や「キャッチフレーズ」についての話題になりました。
「自分にフィットする肩書やキャッチフレーズが決まると、天職に近づく」という話でした。
確かに、これは納得がいきます。
先日参加した中村仁さんのセミナーでも「肩書が重要」だと話されていました。
肩書と一緒に生きていくと、セルフイメージが肩書に近づいていくからです。
肩書によってイメージができあがる一方、イメージが固まるリスクもある
職業でも、肩書の大切さがわかります。
社長は社長らしいし、部長は部長らしいものですよね。
わかりやすくいえば、ワインのラベルのようなものかもしれません。
中身のワインは安くても、ラベルを高級ワインに貼り替えたら、それらしく見えてしまうものなのです。
たとえば、私が、「コーチ」という肩書にしたとします。
人前で、「コーチの伊藤です」と名乗っていると、自分の中にその肩書にイメージが定着します。
そうなると、ルーキーの頃にはなかったコーチらしさが徐々に追いついてきて、コーチらしく振舞うようになるんですね。
「とにかく明るい」にすれば、とにかく明るくなるのです(笑)。
一方、デメリットもあります。
「コーチ」と限定すると、サービスのフィーに影響してくるのです。
一例をあげると、国際コーチ連盟のトップクラスであるマスターコーチがいます。
マスターコーチングのパーソナルコーチングフィーが1ヶ月50,000円だとします。
すると、自分がコーチである限り、そのフィーで提供することが自分の中で限界値になってしまうのです。
「あのマスターコーチが50,000円だったら、自分は30,000円が精いっぱいかな・・・」という風に。
これは、私の実感です。(^_^;)
一般的な肩書をはずして自分の肩書を再定義できるか?
そこで、試しに、「コーチ」という肩書をはずしてみる。
そうすると、業界の慣習やコーチの資格のランクにしばられずに済みます。
簡単な例でいえば、「良習慣定着コーチ」ではなく、「良習慣定着コンサルタント」にすれば良いのですね。
先人がいなくなるわけです。
古川武士さんは習慣化コンサルタントなので、ちょっとだけずれていますし(笑)。
もちろん、オンリーワンの肩書をつくることによって、怖いことや面倒な部分は生じます。
「コーチ」という一般的なイメージをはずしたら、「自分が何者か?」ということをイチから説明しなければなりません。
しかし、だからこそ、オンリーワンの価値が生まれることにもつながるわけです。
セルフイメージを決める肩書。
私も、まだまだ探求のプロセスです。
あなたがイメージする未来から考えてみると、良いかもしれませんね。
あなたが望む未来にふさわしい肩書は何ですか?
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■編集後記
今日は、夫婦で、「かつしかふれあいRUNフェスタ」に参加。
初めてエントリーした大会で、堀切菖蒲園の付近で開催されました。
家族4人で出かけて、子どもたちはゴールで待っていてもらいました。
堀切のゆるキャラ「ほりきりん」にも会えました(笑)。
【お知らせ】
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