難関試験に合格する人の習慣と不合格になってしまう人の習慣。
合格する人が持っている習慣を調べたところ、まさに良習慣を持っていました。
公認会計士に合格する人が持っている良習慣とは?
「公認会計士という超難関試験。
その試験に合格できる人と不合格になってしまう人。
両者でもっとも大きな違いのある習慣は何ですか?」
この質問は、先日、私が参加した放談会で講師の尾崎智史さん(ザック)に質問したものです。
公認会計士の試験といえば、司法試験や国家公務員総合職試験(旧国家公務員Ⅰ種試験)と並ぶ難関試験と言われています。
その公認会計士を目指すレベルの人たちですから、それはそれは優秀なはずです。
勉強だって得意なはずですし、時間だって相当なボリュームを投資しているでしょう。
そんな優秀な人たちでも、合格できる人と不合格になってしまう人にわかれるわけです。
では、その違いがどこにあるのか。
どんな良習慣を持っている人が合格し、どんな悪習慣を持っていたら不合格になってしまうのか。
のべ5,000人を超える公認会計士の受験者を指導してきた尾崎さんの答えに、とても興味がありました。
尾崎さんの回答は、
「合格できる人の習慣は、いかに勉強する環境をつくっているかどうかです」
というものでした。
そう、「環境づくり」だったんです。
習慣のために環境や行動する仕組みをつくること。
この答えに、私は強く共感したんですよね。
■【発売中】動画・音声『タイムマネジメントの習慣2025』セミナー
「何を学ぶか?」よりも大事なこと
私たちが学ぶときに重視するのは「何を学ぶか?」ではないでしょうか。
こちらのブログを読んでくださっているようなあなたなら、学ぶことの重要性をご理解されているのだと思います。
確かに、「何を学ぶか?」はとても重要なことです。
私も、同じように考えていました。
ただ、その一方で「人」という指標、つまり、
「誰から学ぶか?」
「誰と学ぶか?」
ということも大事だと考えるようになってきています。
むしろ、学びのコンテンツそれ自体よりも、
「誰から学ぶか?」
「誰と学ぶか?」
というほうが、最終的には「自分はどんな人生をつくっていきたいのか?」という問いに深くつながっていくのではないか、とさえ考えているんですよね。
自己投資をスタートした当初は、無料セミナーを探して参加したこともありました。(^_^;)
もちろん、コンテンツからの学びには収穫もあったと思います。
しかし、無料セミナーと有料セミナーとの間には、決定的な違いがありました。
それは、あえて言葉を選ばずに言うと、
「参加者の質が違う」
ということです。
それなりのお金を投資して参加してくる人は、やはり学ぶ意欲が高いです。
「覚悟が違う」という感じでしょうか。
また、「成果につなげるために学ぼう」という意識も高いんですね。
本「思考は現実化する」にもあったように、「差し出す代償を決めている」わけです。
心理学には「観察学習」という言葉があります。
私たちは、ほかの人の行動を目にすることによって、自分で経験していないことでも学ぶことができるのです。
これは逆に言えば、私たちは環境に大きな影響を受けるということでもあります。
「日々、自分はどんなものを目にしているのか」という環境に、影響を受ける(受けてしまう)わけですね。
それが良いものであれば良い影響を受けますし、悪いものであれば悪い影響を受けます。
たとえば、高校野球で「1回戦を勝ち抜ければ御の字」というレベルで練習をしていたら、練習に対する意識も低くなりますよね。
それよりも、「甲子園に行こう!」というレベルのチームで練習するほうが、野球はうまくなるはずです。
尾崎さんも資格試験のために予備校に入っていましたし、合格する人は友人たちでブループをつくって報告し合うなど、「勉強しないといけない」環境をつくっているそうです。
そのように、私たちは嫌でも周囲の影響を受けてしまうのです。
■スポンサーリンク
「行動するしかない」環境に身を置こう
意志が強く、自分で決めたことをサラッとできてしまう天才と呼ばれる人がいます。
天才にとっては「環境を整える」なんて大変なことはしなくても大丈夫なのかもしれません。
しかし、確率的にいえば、おそらくたいていの人は天才ではないはずです(もちろん、私を筆頭に)。
ですから、自分を信用しすぎたり、意識が低い集団の中にいたら、自分がのぞむ成果を出すのは難しいのではないでしょうか。
今の環境にいるから、今の自分の実力なんだと思うのです。
それよりも「ビリでもいいからF1レースを走れ」の精神で、行動力がある意識が高い人たちの中に入ること。
それが、尾崎さんも言っていた「自分を動かす環境づくり」の秘けつなんです。
行動力をつけたければ、行動力が高い人たちのコミュニティーに入ることこそ、まずやった方がいいことなんですね。
「観察学習」をするためには、モデルが必要です。
ですから、モデルが成功していることが大事。
その成功例を目にすることで、「自分にもできるかもしれない」と思うようになるわけです。
私も、「人生を変えたい」と思って、3日間で30万円するセミナーに飛び込みました。
たしかに、お金はかかりました。
でも、そのときに男性ばかり12人のメンバーで「ブログ100日間プロジェクト」をやったからこそ、このブログの2200日の継続があります。
そこでご縁ができた友人たちや、そこから派生した師匠や仲間たちの存在は、私の成長に欠かすことができないものです。
代償を払って切磋琢磨できる環境に飛び込んだのですから、行動するしかありませんでした。
でも、それが良かったんですよね。
「もう、行動するしかない」。
そんな環境をつくり出すことや飛び込むことが、成果を出すために有効なんです。
だからこそ、「何を学ぶか?」よりも、
「誰から学ぶか?」
「誰と学ぶか?」
を重視するのです。
そのような環境を探すことにこそ、労力を注いでみましょう。
■【発売中】動画・音声『タイムマネジメントの習慣2025』セミナー
■スポンサーリンク
■編集後記
昨日は、初めてのクライアントさんとのコーチングセッションでした。
ブログからお申込みいただき、ありがたいです。
初めての方とのセッションというのは、独特の緊張感がありますね。(^_^)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
あなたがひとりで複数のビジネスをおこない、ご自身の人生を充実させていくノウハウにご興味があれば、ぜひご登録をお願いいたします!
▼メルマガのご案内はこちらから
メルマガ「複業で自分を磨く習慣」のご案内
▼ご登録は下記よりお願いいたします!
■スポンサーリンク
コメントを投稿するにはログインしてください。