先のばしを減らす習慣

先のばしを撃退する魔法の呪文。「5分だけやってみるなら、何をする?」

投稿日:


やるべき仕事に取りかかれない。

やろうとして気持ちと環境を整えたはずなのに、やる気がでない。

どんどん締め切りが迫ってきているのにもかかわらず。

そのような場合、たいていは、

・「はじめの1歩」の行動イメージがあいまい

になっていることが原因です。

そんな先のばしの状態を打ち破る問いかけは、

「5分だけやってみるなら、何をする?」

です。




 

先のばしを打ち破るする魔法の呪文

結論から書きます。

先のばしを撃退する魔法の呪文を見つけたのです。

それが、

「5分だけやってみるなら、何をする?」

です。

この呪文を手に入れたのは、7月末に参加した勉強会。

私が参加しているコミュニティーのみなさんと一緒にワークをしているときに出会いました。

もちろん、この手のたぐいの質問は、これまで何度も目にしたことはあります。

むしろ、ワークに取り組んでいるときは「またこの手の質問だな。わかっちゃいるけど……」くらいにしか思っていませんでした(恥ずかしながら)。

ただ、ワークのあとのメンバー同士のシェアタイムで、この問いに深まりが出たんです。

いろいろと話したたんですが、結論をシンプルにいうと、

「すべてのタスクは、5分を実行することの積み重ねだよね」

だったんです。

「まさに」と。

私は妙に納得したのです。

そこからです。

日常生活の中で何か迷ったり、面倒くさいなと感じたら、

「5分だけやってみるなら、何をする?」

と自分に質問してみることにしたんですね。

この問いかけの習慣を試して10日ほど。

有効性を実感しています。

LINEやメールの返信はもちろん、ブログやセミナー準備まで。

先のばしをへらす効果が、広がっています。

 


 

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先のばしを誘発する悪魔の呪文

すべてのタスクには、取りかかるまでの時間があります。

先のばしをしてしまうときは、取りかかるまでの時間が長くなってしまうわけです。

そうして、気づいたときは締め切りが近づいていて、あわてて着手する。

あなたにも、そんな経験があるのではないでしょうか。

私は、その傾向が多かったんですね。

そんなとき、たいていの場合は「悪魔の呪文」が頭の中をよぎっています。

それは、

「まだ時間はある」

です。

このフレーズが頭をよぎると、そのタスクはとたんに停滞してしまうんですよね。

ほかにも、先のばししてしまう人の思考のクセがあります。

頭の中のセルフトーク(自分へのひとり言)が先のばしフレーズがあふれているんです。

「今日は無理だから、明日からやろう」

「キリのいいところまで終わったら、取りかかろう」

「まだまとまってないから、もう少し考えてちゃんと返信しよう」

こういったときのセルフトークは、いかにも「それっぽい」です。

天才的と言ってもいいくらいに。

ただ、どれだけ天才的な言い訳をしたところで、その瞬間にやらないことを選択しているだけ。

もちろん、締め切りは変わりません。

結果的に追われる形となります。

最善主義という名の雑な仕事となります。

そして、評価が下がるわけです。

悪循環です。

 

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「はじめの1歩」を明確にすれば進んでいける

いろいろとやることが重なってしまう先のばしの状態。

私にとってのイメージは、

「たくさんのボールが自分に向かって飛んできている」

という感覚です。

たとえば、あなたの目の前に、

・野球ボール

・サッカーボール

・バスケットボール

・テニスボール

・ラグビーボール

・バレーボール

・ピンポン玉

など、大小のボールが同時に飛んできている映像を想像してみましょう。

選択肢は、

・どのボールをキャッチするのか?

・何かのボールを打ち返すのか?

・その場から逃げるのか?

とたくさんあります。

こうなると、考えることさえ面倒くさくなるんですよね。

ですから、先のばししたくなります。

少なくとも、私が先のばしにおちいるときは、こんな状態が多いです。

そんなときに、魔法の呪文を使うのです。

「5分だけやってみるなら、何をする?」と。

よくわかっていなくてもいいのです。

試しにそう唱えてみる。

すると、すべてのボールに対して一気に対処するのは無理だとわかります。

5分しかないわけですから。

ある種、あきらめがつきます。

ですから、選択肢をしぼることができるんですね。

「5分だけやってみるなら、何をする?」

その呪文が脳に届けば、たとえば、

「とりあえず、当たったら一番痛そうなバスケットボールをキャッチすることにしよう」

と判断できます。

「ほかのボールには、当たっても仕方がない」と考えられるのです。

すると、「バスケットボールの締め切りが一番近いタスクだ」とはっきりわかります。

追い込まれれば、わかるのです。

そうなれば、バスケットボール1つをキャッチすることに集中できます。

先のばししてしまうのは、能力不足が原因ではありません。

きっと、あなたも「こんなに早く終わるんなら、もっと早くやっておけば良かったな……」と思ったことがあると思います。

そのときに、

「5分だけやってみるなら、何をする?」

と問いかけていれば、取りかかれていたかもしれないのです。

私たちの脳は、はっきりしていないことは行動できません。

ですから、先のばししてしまうわけです。

それを打ち破ってくれるのが、

「5分だけやってみるなら、何をする?」

です。

極端な話、この呪文をずっと唱え続ければ、先のばしはなくなります(理論的には)。

先のばしに苦しんでいる方は、ぜひ、このシンプルな呪文を習慣にしていきましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝6時から「習慣化オンラインサロン」朝活のファシリテーションからスタート。

夜はブログに時間がかかりました。

短くまとめようとしたのですが、最終的にはいつもの倍以上の文字数を書いてしまいました。。。

『シン・サラリーマン』書評。真の安定を手に入れるために複業初心者に伝えたい3つのポイント。 | 【良習慣の力!】ブログ


 


 

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