思考の習慣

なぜ、先のばしをしてしまうのか?「今度こそダイエットする」が失敗する原因を探る。

投稿日:2018/02/11


先のばしに悩む人は多いでしょう(私も含めて・・・汗)。

せめて、どのような心理状態から先のばしが起きているのか、意識しておくだけでも違ってくるはずです。

 

スポンサーリンク


 

「先のばし」に悩む人は多い

先のばし。

このクセに悩んでいる人は多いと思います。

当ブログにも検索ワードでたどり着かれる読者の方もいらっしゃいます。

たしかに、

・すぐやる習慣
・今やる習慣

があれば、「もっといろいろなことが早く終わるのに・・・」と思いますよね。

私も心から共感します。(^_^;)

そして、それらの書籍が売れているところをみると、先のばしをやめたい人が多いという事実があるのでしょう。

実際、

・すぐやる習慣
・今やる習慣

は、時間の制約や心理面のハードルなどがあり、難しいものです。

 

先のばしをやめられない思考習慣とはどんな思考か?

では、なぜ先のばし防止は難しいのでしょうか?

この先のばし問題に対するもっとも大きな要因は、「未来の自分に期待してしまう」ということです。

たとえば、私の失敗パターンがダイエットの習慣です。

その失敗パターンは、食事メニューの選び方に出てきます。

生活リズムがうまくいっていると、野菜などヘルシーなものを食べようと思うのです。

たとえば、野菜サラダを追加したり、焼肉定食よりも野菜炒め定食を食べる、といったように健康に気を使える余裕があるのですね。

しかし、仕事などでプレッシャーが続くと、「今すぐ食べたい!」という気持になります。

すると、食べものはジャンクフードや牛丼の大盛りなどを食べたくなってしまうのですね。

このように、「あとでやろう」というときは、短期的な快楽を求めたくなり、未来の自分を高く評価してしまうのです。

だからこそ、定着させたい習慣があっても、

・時間がかかる
・考えなければいけない
・タスクがたくさんある

というような大きな行動について、「将来の自分ならできるだろう」と期待してしまうのです。

それもほとんど無意識のうちに。

しかし、「今すぐ」となると、

・時間がない
・疲れている
・モチベーションが低下している

という感じで先のばししてしまい、「てっとり早くすっきりしたい」という気持が勝ってしまうのです。

 

先のばしすることは、「今」できることでもある

このような傾向というのは、習慣化にも通じるものです。

というよりも、習慣化する際には、この傾向がより強まるといっていいでしょう。

・未来の自分は着実にタスクを実行しているだろう
・未来の自分は今より時間を生み出せているはず
・未来の自分は今ほど疲れていないし、続けられているはず

と思ってしまうのですね。

それにもかかわらず、「では、今すぐ習慣を実行しましょう」と言われると、

・今は時間がない
・今は疲れている
・すぐに結果が出て、メリットを感じるものに取り組みたい

となってしまうのです。

今すぐ食べるものはジャンクフードや牛丼の大盛りを食べよう、と思ってしまうのと同じ。

そのとき、「今はジャンクフードを食べてしまったけれど、明日からはヘルシーメニューにしよう」と決意しているのです。

未来の自分に期待して。

でも、、、翌日も、同じようにジャンクフードを食べてしまっているのですよね。(笑)

つまり、行動を先のばししてしまう原因は、「未来の自分に期待しすぎること」であり、もっといえば「自分にできもしない過度な期待をしてしまうこと」なのです。

次に食事をするまでに、もう少し自制できるのではないかと思ってしまうのです。

しかし、そんな未来の自分や状況がやってきたことはありません。。。

人の能力というのはそうそう急に高まりませんし、時間も今と同じで、「そのとき」がきても「やっぱり時間がもっと欲しい」ということになるのです。

それが現実です。

ですから、今やっても、あとでやっても、先のばししたものはなくなりません。

習慣の行動は楽にならず、時間も同じくらいかかり、100%でできることもほとんどないです。

少なくとも、今やるのに比べて、たいした変化はないものなのです。

ですから、先のばししたくなったときは、「先のばししても、今やっても同じこと」だということを思い出してみましょう。

少し先の未来にできる自分がいるのなら、それは今でもできるはずの行動のはずです。

 

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

■編集後記

昨日は、3日間セミナーの予定がありましたが、いろいろと考えた結果、参加を断念して家族とゆっくりすごすことを選択しました。

早起きして息子に朝食をつくり、ランチは家族にラーメンをつくりました(生麺のラーメンですが・笑)。

夜は子どもたちに時間をもらって、気になっていたお店に妻と2人で訪問。

期待通りのおいしいもつ焼のお店で、盛り上がった結果、3月に仙台に家族旅行することを決めました。(笑)

帰宅後は、家族で「この世界の片隅で」という映画を鑑賞。

泣けました。。。

【募集中】
2月20日 19:30〜21:30 これで習慣化できる!「良習慣の見つけ方&続け方」セミナー 〜今の自分に本当に必要な習慣を発見しよう〜

2月23日 19:30〜21:30 毎日ブログを更新する!「ブログ習慣化」セミナー 〜ブログを書く習慣で毎日を充実させる〜

【メルマガを発行しています】
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
ひとり複数のビジネスをおこない、人生を充実させていくリアルストーリーにご興味があればぜひ!

▼メルマガのご案内はこちらから
メルマガ「複業で自分を磨く!」のご案内

▼ご登録は下記よりお願いいたします!
https://55auto.biz/ryoushuukan/touroku/entryform3.htm;;




複業で「自分を磨く習慣」メルマガ登録フォーム
  *
  *
メールアドレス  *

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

-思考の習慣

執筆者:

関連記事

過去の選択を後悔することが間違っている理由。

あなたは、過去の選択に対して後悔したことがあるでしょうか? でも、その後悔はあまり意味がないことかもしれません。   過去の選択に後悔していること 「なぜ、もっと早くスタートできたのにやらな …

ハード・チョイスでうまくいく人。イージー・チョイスでだめになる人

「微差・僅差の法則」を信じています。 どのようにして「今の自分にはちょっと難しい」という選択肢を選べるようになるのでしょうか。   「イージー・チョイス」ばかりだった大学生時代 昨日は、息子 …

自分が失敗した数だけ、ほかの人のお役に立てる可能性が高まる。

失敗をこわがりすぎると決断を保留にして先のばししてしまうものです。 そのようなときは「自分が失敗した数だけ、ほかの人のお役に立てる可能性が高まる」と考えるようにしています。   アイスブレイ …

過去の苦労を美談に仕立てそうになって踏みとどまった話

「昔はこんなに苦労した」という自慢話はしないようにしています。 過去の美談を語り出したら、成長が止まるからです。   危うく過去を美談にしようになる 先日、習慣化コミュニティーの友人から、 …

完璧主義に苦しんでいませんか?「完璧以外は失敗」を手放す3つの視点。

100点満点は、誰でもうれしいものですよね。 ただ、それが過剰になると完璧主義になり、自分を苦しめる可能性もあります。   スポンサーリンク   クイズで「満点をとりたい」という完 …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。