時間の習慣

なぜタイムマネジメントが必要なのか?

投稿日:2020/09/24


時間管理を見直すために、過去のステージの変化を思い出していました。

時間管理ステージの変遷を、3つのステージにわけて考えてみました。




 

私のタイムマネジメント第1ステージ:混乱期

時間管理が今より下手だった頃は、ちぐはぐな時間の使い方をしていました。

・緊急なことばかり優先している

・疲弊するが、重要なことにはとりくんでいない

・やりたいことを妥協している

・そもそもやりたいことも見つからない

・大事なものを大事にできていない

そんな感じだったのですね。

ですから、低パフォーマー。

会社では「もっとも長時間残業なのに、売り上げがビリ」という状態でした。

終電で家に帰っても、見られるのは子どもたちの寝顔だけ。

そんな日が続くと、さすがに「これではいかん、、、」と思うわけです。

そこで一念発起。

書店に行って時間術や効率化の本をたくさん読破していきました。

あっ、書店といってもこの頃は自己投資に避けるお金も少なくて。

ブックオフが貴重でした。

目当ての新刊が中古になっていないか探し回るという、いま考えると超非効率な行動をとっていました、、、

著者の方にお詫びしたい気持ちです。

とにかく、そのような形で自分の時間管理がスタートした時期ですね。

このあたりが「私のタイムマネジメント第1ステージ:混乱期」です。

 


 

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私のタイムマネジメント第2ステージ:形成期

時間術やタイムマネジメント系の本を多読。

いいと思ったものを少しずつ実践に取り入れていきました。

時間管理のセミナーなんかも行きましたね。

私にフィットするものもあれば、そうでないものもありました。

そのようにして試行錯誤して取捨選択していくことで、徐々に効率化が進んでいきました。

仕事のスピードが少しずつ早くなっていったのです。

定時退社できる日も増えていきました。

ただ、ここで次の問題が起こります。

それは何か。

効率化マシーンのようになってしまったのですね。

当時の私が「なぜ、あなたに時間管理が必要なのか?」と問われたら。

きっとこんな風に答えていたと思います。

「やるべきことを早く終わらせるため」

「やらなければならないことを忘れないようにするため」

「やらなければダメなことをうまく管理するため」

それらが、私の時間管理の目的だったのです。

ですから、つまるところ「To Doリストを消すこと」が、私のタイムマネジメントだったのです。

勘違いですね。

ですから、疲弊していました。

やれることは増えていったけれど、幸福感がものすごく高まったという感覚はなかったのです。

なぜなら、自分がやりたいことができていたわけではなかったからです。

これが「私のタイムマネジメント第2ステージ:形成期」でした。

 


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私のタイムマネジメント第3ステージ:集中期

「やりたいこと」に時間を使わず、「やるべきこと」に時間を使う。

もしくは「それなりにやりたいこと」をやるくらいはできます。

ただし、この状態ではタスクをこなすだけ。

ですから、やりたいことなど見つかりません。

タイムマネジメントもうまくならないのです。

なぜなら、「何のためにタイムマネジメントがあるのか?」。

そこを考えていないからです。

「何のためにタイムマネジメントがあるのか?」

それは、人生で「絶対にやりたいこと」に取り組むためです。

「やらなければならないことを早く終える」ためのタイムマネジメントは、飛んでくるボールを何も考えずに打つバッティングセンターのようなもの。

それはタイムマネジメントとは呼びません。

「やらなければならないことを早く終える」のではなく、「やりたいことのために時間を確保するタイムマネジメントがある」わけです。

そのための時間管理のスキルを磨くから、タイムマネジメントが上達するようになるのです。

時間の使い方が上手なのか、下手なのか。

Googleカレンダーを使いこなすのか、手帳を使いこなすのか。

すきま時間を活用するのか、だらだらとすごしてしまうのか。

じつは、本当に大事なことではありません。

大事なのは「あなたは、自分がやりたいことに時間を使えていますか?」という1点です。

それができているのであれば、細かいことはいくらでも調整可能でしょう。

やりたいこととは、実行したあとに「いいことしたな」と思える行動です。

あなたの感情や価値観がよろこぶことです。

そのようなことに、あなたの大事な時間をつかっていきましょう。

時間管理のスキルは、大事なことにつかう時間を増やすために磨くものなのです。

私も、自分の価値観に合う時間に集中するために時間管理のスキルを磨いているプロセスの中にいます。

これが「私のタイムマネジメント第3ステージ:集中期」です。

さて、あなたのステージはどこですか?

 


 

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■編集後記

昨日は、朝6時の「習慣化オンラインサロン」朝活ファシリテーションからスタート。

夜は主催している3ヶ月の「早起き習慣化プロジェクト」メンバーとの最終コーチングセッション。

3ヶ月で雰囲気ががらりと変わったクライアントさん。

「どんな3ヶ月でしたか?」と尋ねたところ、「実りある時間でした。このプロジェクトに申し込んで良かったです」との返答。

なんとも・・・感慨深いです。

お互いに成長した姿での再会を約束しました。(^^)


 


 

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