良習慣の習慣

「力を抜く人」がうまくいき、「全部がんばる人」がうまくいかない理由

投稿日:


うまくいっている人ほど、力を抜いているように見えることがあります。
一方、歯を食いしばってがんばっているのに、停滞する人がいます。

この違いはどこからきているのか。
私なりに考えてみました。




 

「24時間を良習慣で埋め尽くす」に対する誤解

「24時間を良習慣で埋め尽くす」

私が追いかけている究極の人生です。

そんなことを言うと、驚かれます。
と、同時に「常に何かの習慣に取り組むなんて、めっちゃ大変そうだな……。」という雰囲気になることも。

そんなときご説明するのは「常に何かをやっているということではなく、休憩とか、リラックスタイムとか、もちろん睡眠だってありますよ。」ということです。

もし、24時間を良習慣で満たすことが「休憩無し」だったら、それは嫌ですよね。(笑)

たとえば、ポモドーロ・テクニック。
25分間集中したら、5分間は休憩するという集中するためのテクニックです。

この5分間は、間違いなく良習慣です。
なぜなら、25分間集中した緊張感をゆるめ、次の25分間につなげるためのリフレッシュタイムですから。

この5分間があるから、つかれがMAXにならずに集中力をキープできるわけです。
その意味で、5分間の休憩は欠かせないものなんですね。

マラソンで言えば給水。
F1レースで言えばピットインです。

つまり、何が言いたいかというと、24時間を良習慣で埋め尽くすためには、
・こだわる習慣
・こだわらない習慣
の2つの見極めが大事だということです。

 


 

【お知らせ】

【発売中】動画・音声『タイムマネジメントの習慣2025』セミナー

パーソナルコーチングのお申込み

無料メルマガ『複業で自分を磨く良習慣』

伊藤 良のプロフィール





全部がんばることのデメリット

まじめな人ほど、全部がんばろうとしてしまいます。
「ちゃんとやらなければ」と。
「きちんと終わらせなきゃ」と。

ただ、それって長くは続きません。
つかれてしまって「またできなかった……。」という結果を生み出すだけです。

そもそも、「がんばり続ける」ことと、「無意識のように習慣化する」は、発想が真逆ですよね。
努力し続けると、習慣化とは逆の方向に行く可能性もあるということです。
注意したいですよね。

ですから、私たちが考えたいのは、
・自分にとって重要な習慣には力を入れる
・自分にとってそれほど重要じゃない習慣には力を抜く
を区別することなんです。

そして、重要じゃないところは、ダラっと力を抜きましょう。
そうしないと、寝るときもスーツを着ていたり、寝ているときもばっちりメイクをしているような感じになってしまいます。
「いったい、いつ休めるのか……。」と。
気力や体力が持ちませんよね。

思い出してみましょう。
アメリカの有名起業家たちは、いつも同じ服を着ています。
映画に出てくる有能な科学者たちは、髪型がボサボサだったりします。
ファッションには手を抜いているんです。

その一方で、自分がこだわる部分にはとことんこだわっています。
たとえば、アップルのスティーブ・ジョブズ氏は、ユーザーから見えないiPhoneの中身のパーツの並べ方にまでこだわっていたといわれています。

このように、外見に向ける意志力を節約して、自分が力を入れたいプロジェクトには全集中しているんですね。

ですから、私たちが巡航速度でもパフォーマンスを高められるポイントは、
・自分にとって重要な習慣には力を入れる
・自分にとってそれほど重要じゃない習慣には力を抜く
ということなんです。

 

■スポンサーリンク




全部がんばらないことのメリット

私も、ファッションは手放しています。

会社に着ていくのは、
・紺か黒の無地のスーツ
・ワイシャツは白の無地
・ネクタイは青系
・靴下は黒
・靴も黒
で、まとめています。
少なくとも15年くらいは同じです。

こうしておくと、朝時間に「今日は何を着ていこうかな?」なんて迷う必要がありません。
味気ないと思われるかもしれませんけれど。

もし、決めておかないと「今日は大事な商談だから、赤のネクタイにしよう」とか、「シャツが柄物だから、スーツは無地にしなきゃ」などと考えなければなりません。

実は以前は、ファッションに気を使っていた時期がありました(それなりに、です)。
ただ、朝から悩みすぎて、意志力を使い果たしていました。
自宅を出発するときには、もう「つかれた……。」という感じだったんです。
学生時代は、コーディネートに迷いすぎて「もう出かけるのやめよう」と思ったことも。
友人にキレられましたが。
(当たり前ですよね、、、本当に申し訳ないことをしました)

ですから、その当時から比べると、「ファッションで迷わない」というのは、私にとってとても重要なんです。

その代わり、こだわるところには細かいです。

たとえば、言葉のニュアンスの違いとか。
ブログでもよく書いています。

ゴールとテーマの違いとは? | 【良習慣の力!】ブログ

「聞く・聴く・訊く・効く・利く」の違いとは? | 【良習慣の力!】ブログ

「成果」と「成長」の違いとは?どちらを大事にすればいいのか? | 【良習慣の力!】ブログ

「問題」と「課題」の違いとは?「悩み」との関連性を区別できますか。 | 【良習慣の力!】ブログ

ほかの人にとっては「そんなこと……。」と、細かいことでどうでもいいことかもしれません。
でも、私は気になるし、興味があるんですよね。
どうでもいいことには力を抜いているから、こだわりに力を入れられるわけです。

そのためにも、
・自分にとってそれほど重要じゃない習慣には力を抜く
ことが欠かせないと思うのです。

あえて「力を抜く」のは悪いことじゃありません。
むしろ、あまり悩まなくていい部分には、エネルギーを節約すること。
あなたが大事だと思うことに力を注ぎましょう。

 


 

【お知らせ】

【発売中】動画・音声『タイムマネジメントの習慣2025』セミナー

パーソナルコーチングのお申込み

無料メルマガ『複業で自分を磨く良習慣』

伊藤 良のプロフィール


 

■スポンサーリンク




 

■編集後記

昨日は、午前中に健康診断を受診。
ある程度予想はしていたものの、1年前より数字が悪く。
へこみました。。。
これは改善しないと……。(汗)

夜はオンラインセミナーを受講。
学びと気づきがあふれる時間でした。(^^)


 


 

【メルマガを発行しています】

テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。

あなたがひとりで複数のビジネスをおこない、ご自身の人生を充実させていくノウハウにご興味があれば、ぜひご登録をお願いいたします!

▼メルマガのご案内はこちらから
メルマガ「複業で自分を磨く習慣」のご案内

▼ご登録は下記よりお願いいたします!



「複業で自分を磨く習慣」メルマガ登録フォーム
  *
  *
メールアドレス  *

 


 

■スポンサーリンク

-良習慣の習慣

執筆者:

関連記事

新年度に新しい行動習慣を身につける!シンプルなコツをお伝えいたします!

  こんにちは、伊藤です。 本日は4月1日ですね。 多くの方が新年度を迎えるなど、何かしら転換する時期。 そのようなとき、新しい習慣化に挑戦したくなる方もいるでしょう。 そのような方のために …

もしあなたがリーダーという立場なら、この「3つの能力」をトレーニングしておきましょう!

  先日、嶋津良智さんのお話を間近に聞く機会があったという記事を書きました。 ラフな集まりだったので、体系だった話というわけではなかったのですが、ぼくが嶋津さんの話の端々から 「リーダーにと …

「スキマ時間のタスクリスト」をつくろう!

■待ち時間を投資にする   日常生活を送っていると、待ち時間やスキマ時間が発生しますよね。     たとえば、先日は家族と夕食を外で食べるときにわたしが先にお店につきまし …

あなたの習慣化の「失敗」とは、どのようなことでしょうか?

あなたは、習慣化に「失敗」したことがありますか? では、習慣化における「失敗」とはどのようなものでしょうか。   スポンサーリンク   誰にでもある「失敗」を恐れる気持 先日、早起 …

良習慣の継続を有料サービスにつなげる方法

ただ単に行動を継続しているだけでは、発展がありません。 意図を持って良習慣の実績をつくっていくことで、ビジネスにつなげていく視点を持つことがおすすめです。   読書会「エキスパートカフェ」の …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。

S