思考の習慣

「真似される→嫌」から「真似される→うれしい」に変わった理由

投稿日:


あなたは「人から真似されること」について、どう考えているでしょうか。

以前の私は、真似されるのが嫌でした。
ただ、現在は違う考えを持っています。

どんな風に考え方が変わったのか。
記事にしてみました。




 

真似をされた(と思われる)「良習慣の力!」ブログ

昨夜は、パーソナルのコーチングセッションでした。

セッション後の時間に、クライアントのNさんからシェアしていただいたブログ記事の話になったんですね。

Nさんは「あのブログなんですが、明らかに伊藤さんのブログを真似していると思うんです……。」と。

以前、さらっと読んだときは「そんなに似てるかな?」と思ったんです。
ただ、そう言われて、昨日あらためて記事を読んでみたんです。

すると「た、たしかに……。」と。
「これは、かなり真似をされているな」と感じました。

なぜなら、ブログのテイストやネタなどが、似ているんです。
何より、私がブログで書いているオリジナルの言葉を、そのまま真似されていたんですよね。

「もうちょっとアレンジしたほうが良いのでは……。」と、私が逆に心配するくらいに。(笑)

残念だったのは、その方のブログ更新がストップしていたこと。
習慣形成の重要性をブログで発信しながら、「ブログをやめます」という記事もなく、終わっていました……。

 


 

【お知らせ】

【発売中】動画・音声『タイムマネジメントの習慣2025』セミナー

パーソナルコーチングのお申込み

無料メルマガ『複業で自分を磨く良習慣』

伊藤 良のプロフィール





真似されるモヤモヤを質問した話

「真似をされるのは良いことである」

今はそう考えています。
というか、考えられるように変わりました。

なぜなら、真似をされるのは、真似をした方が「良い」と思っているはずだからです。
自分が絶対嫌なものを、真似したりはしませんよね。(笑)

・・・と言いつつ、じつは以前は、真似されることが嫌でした。

私が時間やお金をかけて、考えたり、気づいたり、学んだりしたこと。
それなりの時間をかけて、自分で試したりして、効果があったことをブログやセミナーでお伝えする。
コーチングセッションで提案する。

そのプロセスを飛ばして、あたかも「自分が発見しました!」かのように、シェアしている。
しかもそれがウケている。
ほかの人のそんな姿を見たときに、心がざわつきました。
モヤモヤしたんです。

このモヤモヤ、どうやって解消したらいいのか。

そのとき、質問をすることにしました。
質問をしたのは、井ノ上陽一さんの有料メルマガ。

井ノ上 陽一 | 井ノ上陽一の雇われない雇わない生き方への道 – メルマガ

きっと秘訣があるんじゃないかと。
私の比較にならないレベルで真似されているわけですから。

有料メルマガでは、読者から質問ができますす。
そこで、井ノ上さんに真似されたときの対処法(気持ちの整理など)を質問したわけです。

その答えこそ、今の私が採用している考え方。
井ノ上さんは、
・真似されるのはうれしいこと
・いいと思って真似されているから
と。

そこから続く回答を書くのは控えます(1,500文字近くもあるボリュームたっぷりの解答でした)が、しびれました。
今回、あらためて読んで、感動しました(まじめに)。

モヤモヤしていた私の考え方は、この回答でひっくり返りました。

たしかに、私のブログを参考にされた(と思われる方)は、夜に数あるブログの中で、私のブログにたどり着いた。
さらに、その方のブログのネタ元にしていただいた。
しかも何度も。
(その可能性が高い、としか言えませんけれど)

たしかに、これはブロガーとしては、光栄なことですよね。
私が「いい」という想いを込めて書いた記事を、「いい」と思われているわけですから。

それに、真似されるためには、私がブログで発信し続けることが必要です。
そもそも、私が発信していなければ、真似されることさえも起こりません。

しかも、記事を「いい」と感じていただけなければ、真似されないというハードルもクリアしています。
ブログを読んでいただいた方の行動に影響しているという点では、たしかに良い点なんです。

ブログ100記事や200記事書いたくらいでは、真似されることはないかもしれません。
でも、1000記事、2000記事と書いていけば、真似される確率も増えるわけです。

ここに潜んでいるメリットは、
・真似される=影響力が高まる
ということです。
真似されればされるほど、オリジナルの素材が広がっていくからです。

 

■スポンサーリンク




「真似される」ことの意味づけを変える

そう考えると、有名なミュージシャンの楽曲も真似されますよね。

たとえば、バンドをやり始めた頃は、自分たちで楽曲をつくれない場合が多い。
そのときに真似するのは、当然、好きなミュージシャンの好きな楽器です。

実際、「コピーバンド」と読んでいたりします。
彼らからコピーされる対象になっている。
それは、発見されていて、好きになっていただいているという意味でもあるんですよね。

そんなときに、Mr.Childrenの桜井和寿さんが「僕がつくった楽曲をコピーしないでくださいね!」と言うでしょうか。
言うはずがないですよね。(笑)

学生バンドが、ご自身が一生懸命につくった楽曲を時間をかけてコピーできるように練習する。
むしろ、桜井さんはうれしいのではないでしょうか。
(聞いたことがないのでわかりませんけれど……。)

何より、桜井さんだって、学生時代は甲斐バンドを歌っていた時期があります(渋い・笑)。
そこから、オリジナルの楽曲をつくり、巨人バンドになっていたわけです。

そのように、真似される対象として、素材にされること。
それはうれしいことなのだと考えられるようになっています。

ファッションでも、安室奈美恵さんに憧れて「アムラー」が増えたことも同じです。
安室さんがたくさんの人に真似されるのは、
たくさんの人に魅力的だと思われていたからです。

まさに、
・真似される=影響力が高まる
という現象です。

良習慣形成も同じ。
「あの人に近づきたいから、同じ習慣に取り組もう」と思うこともあります。

こうして考えることで、、私は、
・真似されるのはモヤモヤする
から、
・真似していただけるのはうれしい
という真逆の捉え方を学び、定着させることができました。

今回、Nさんから「伊藤さんの真似だと思うんですが……。」と言われたときも、モヤモヤしなかったので。
それに、真似される人って、少数派だと思いますから。

さて、あなたはほかの人に真似をされて、嫌な気持ちになった経験はあるでしょうか。
もし、そんな状況にあるなら、今回の記事の考え方を参考にしていただけたらうれしいです。

 


 

【お知らせ】

【発売中】動画・音声『タイムマネジメントの習慣2025』セミナー

パーソナルコーチングのお申込み

無料メルマガ『複業で自分を磨く良習慣』

伊藤 良のプロフィール


 

■スポンサーリンク




 

■編集後記

昨日は、ランチタイムにコーチングセッション。
深い対話ができました。

夜は「良習慣塾」セミナーのリハーサル。
その後、パーソナルコーチングセッションでした。(^^)


 


 

【メルマガを発行しています】

テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。

あなたがひとりで複数のビジネスをおこない、ご自身の人生を充実させていくノウハウにご興味があれば、ぜひご登録をお願いいたします!

▼メルマガのご案内はこちらから
メルマガ「複業で自分を磨く習慣」のご案内

▼ご登録は下記よりお願いいたします!



「複業で自分を磨く習慣」メルマガ登録フォーム
  *
  *
メールアドレス  *

 


 

■スポンサーリンク

-思考の習慣

執筆者:

関連記事

「いい人に思われたい」という考えが強すぎると、人生の主導権がなくなる3つの理由。

「いい人でなければならない」という信念を持っている人は、多いかもしれません。 しかし、ほどほどのところで「いい人すぎる」自分を手放していかないと、複業の成果を出すのは遅くなります。   スポ …

悩み解決に本当に役立つ3つの思考整理法

「将来について、悩んでるんだよね……」 息子のそんな悩みに対する家族会議で、家族の思考を整理し、結論を出すことができました。   思考整理に役に立つスキルとは? 先日、家族会議で役立ったスキ …

「緊張と弛緩」のベストバランスをつくる考え方。降格されない努力をしつつ、1軍のレギュラーを目指す。

常にがんばり続けるのは理想的ですが、ずっと走り続けるのは難しいもの。 しかし、リラックスし続けてサボってしまうのは考えものですよね。 どのような考え方をしていけば、「緊張と弛緩」のバランスがとれるので …

「何をやっても中途半端になる」という悩みを解決する方法

長い間、私は「何をやっても中途半端になる人」という「弱み」を持っていました。 しかし、その「弱み」へのとらえ方を変えることで、「強み」に変換することができました。   取り組みがどれも中途半 …

「期待」について考える。心の平穏と喜びのバランスをとり続けよう

「伊藤さん、良いクライアント像を演じてすぎているんじゃない?」 先日、同期の友人コーチたちとの食事会で、鋭いひと言を言われ、私は狼狽しました。 思い当たる節があったからです。(^_^;) どうやら、私 …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。