私がおすすめしている「ひとり戦略会議」は、セルフコーチングと同じです。
これからの時代は特に、あなたにもぜひ身につけていただきたいスキルの1つです。
その理由を記事にしました(想いがあふれすぎて3200文字以上書いてしまいました……)。
今の時代にセルフコーチングが求められている理由とは?
今の時代こそ、セルフコーチングのスキルが求められていると考えています。
なぜでしょうか。
それは、
・誰も正解を持っていない時代だから
です。
少し前の世代(私は昭和生まれなので)だと、本当にあったんですよね。
「政府が考えるモデル世帯」みたいなものが。
要は、「こんな風にすごせるといい人生ですよ」というイメージがありました。
たとえば、
・就職してサラリーマンになる
・結婚する
・子どもを産む
・住宅を買う(ローンで)
・車を買う(ローンで)
・ボーナスが出たら家族で海外旅行にいく
・会社で定年まで働く
・退職金で住宅ローンを返済する
・年金で暮らす
という流れです。
現代の価値観とは違うところが多いですよね。
じつは私も、気づかずにその流れに乗るところでした。
というより、人生のどこかの時点で「これ、何かおかしくないか?」と気づかなければ、誰もがその流れに乗ってしまっていたんです。
回転寿司のネタのように。
ただ、そんなモデルケースがあるのは、ある意味でラッキーだったのかもしれません。
サラリーマンの仕事をがんばる。
そして、家族サービス(この言葉は嫌いなんですがあえて使ってます)をがんばる。
そうすれば、自分の頭で
Q:私はどんな人間になりたいんだろう?
などと考えなくても、人生は流れていったからです。
ただ、今の時代、前述のようなモデルケースのように生きている人が、果たしてどれくらいいるのでしょうか。
私のまわりには、あまりいないんですよね。
実際、私もセルフコーチングを続けた結果、それまでの「1つの会社に粉骨砕身するサラリーマン」を抜け出してしまいました。
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セルフコーチングとは何なのか?
モデルケースのような人生がないから、みんな迷ってしまう。
選択肢があることはいいことなんです。
ただ、選択肢がありすぎて何を選べばいいのか迷ってしまう。
しかも、一度は選択しても、うまくいかなくなるとほかの選択肢を検討したくなってしまう。
選択肢が多すぎる時代なんですよね。
こうなると「いったい、私はどうすればいいの?」という感じです。
私は思うのです。
だからこそ、自分で自分の本音と対話するセルフコーチングのスキルが大事になってくるのだと。
では、「セルフコーチングとは何か?」です。
ひと言でいうと、
・自己対話をすること
です。
さらにシンプルに言えば、
・自問自答する
ということです。
ちょっと抽象的な表現になりますが、要は、
・自分で自分をコーチングする
ということなんです。
通常、コーチングはコーチとクライアントの2人でおこないます。
ただ、コーチと話す時間は限られています。
お金もかかります。
「思いついたら、いつでもどこでも」という行為ではないんです。
どうすればいいのか。
あなたが自らコーチングセッションの「質問」を活用して、自問自答していくわけです。
それがセルフコーチングです。
質問といっても、「明日の天気はどうですか?」というような問いのレベルではありません。
「パワフルクエスチョン」と呼ばれる、もっと深みのある質問を自問するんですね。
具体的には、
Q:私はどんな人間になりたいんだろう?
Q:自分にとって本当に大切なものは何か?
Q:自分の一生が終わるとき、どんな思いでいられたら幸せだろう?
といった質の問いを自分に投げかけるのです。
さて、あなたは、上の3つの質問に答えられるでしょうか。
もし即答できるとすれば、すばらしいです。
あなたは自己対話が十分にできている方ですね。
念のためお伝えしておくと、即答できなくて大丈夫です。
世の中の大多数の人たちは、即答できないと思います。
というより、おそらく頭に浮かぶことさえない質問かもしれません。
少なくとも、私はコーチングを学ぶまで、このレベルの問いを考えたことがありませんでした。
「だから、平凡で浅い人生だったんだな……。」と思うんですが。(笑)
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自分が大切にしたい価値観がわかるメリットとは?
人生のモデルケースが無ければ、私たちに参照できるものはありません。
答えがない問題集を問いているようなものなんですよね。
では、人生にふりかかってくる様々な問題に、私たちはどうやって対処していけばいいのでしょうか。
私の考えをシンプルに言えば、
・問題にはその都度向き合い、自分が大切にしている価値観に沿って、最善の行動を選んでいく
というのが答えです。
たとえば、あなたが人生の問題にぶつかったとしますよね。
そのときこそ、セルフコーチングを活用して、あなたの価値観に照らし合わせる。
その上で答えを出していくことが大事なんです。
それでうまくいけば、問題なしです。
仮にうまくいかなくても、自分の価値観から判断していれば後悔は少ないはずです。
私の大切な価値観は「ほほ笑む」です。
ですから、何かの判断に迷ったときはこう考えます。
「世の中の常識や正しいことより、自分がほほ笑むためには?」
こう考えるとシンプルです。
自分の価値観(=心の声)を聴いているので。
ミスしてしまったり、非効率なことをしてしまったとしても、最終的にほほ笑むことができれば自分にOKを出せるんですね。
一方、私がほほ笑むことよりも、ほかの人の依頼や世間の常識に合わせてしまう。
しかも、その結果がミスにつながる。
そうなったらめっちゃ後悔します。(笑)
だってそうですよね。
自分の価値観に反した行動をとったのに、さらに期待に反する結果が出るわけですから。
こんな失敗を、私は人生で何度もくり返してきました。
ですから、今は(世の中的には間違っているかもしれませんが)「ほほ笑む」という価値観を大切にしています。
非効率な良習慣の道を選んでいるのは、そんな価値観からなんです。
自己探求し続けた結果、自分の価値観がわかったので、
「世の中の常識や正しいことより、自分がほほ笑むためには?」
という問いを自分に向けることができます。
問いから出てきた答えに納得することができます(まあ、毎回ではないんですけれど・笑)。
その上で、私の中での「幸せ」の定期は、
「私がほほ笑んでいる時間=幸せな時間」
なんです。
3分間ほほ笑むことができたら、私は3分間幸せということにしています。
あまりにもシンプルですよね。
でも、それでいいんです。
私は価値観がシンプルになることこそ、いいことだと考えています。
大切なことがわかりやすいほうが、人生の質は高まりますので。
自分が大切にしたい価値観がわかると、そんなメリットがあります。
このような価値観を明らかにするために、セルフコーチングが有効です。
ですから、私はセルフコーチングのスキルを磨くことをおすすめしています。
ただ、セルフコーチングを学ぶ方法が、今のところ少ないんですよね。
残念ながら。
それが、私が困っていることでもあります。
そこで、今回の『ビジネスブックBAR』で選書した本は、セルフコーチングの本でした。
私が学んだコーチングスクールの代表だった林英利さんが書かれた本です。
実は、セルフコーチング。
大事なスキルなんですが、簡単なわけではないんですね。
ある程度のトレーニングが必要です。
その中でも、本書はセルフコーチングビギナーの方にもわかりやすく書かれています。
ですから、課題本にさせていただきました。
あなたがセルフコーチングにご興味があれば、ぜひ手にとって読んでいただき、実践していただけたらと思います。
あなたが大切な価値観を発見するために、セルフコーチングスキルをトレーニングしていきましょう。
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■編集後記
昨日は、朝6時の『習慣化オンラインサロン』朝活ファシリテーションからスタート。
夜は「ビジネスブックBAR」を開催。
セルフコーチングをテーマに、参加者のみなさんの対話が止まらないほど盛り上がりました。
楽しいひとときです。(^^)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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