書く習慣

「自分は大したことをしていない」と思うときこそ、事実を淡々と書いてみよう

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2022年の前半に、あなたがやってきた活動を淡々と書き出してみましょう。

それは、誰にも否定できないあなただけの記録です。




 

2022年の前半をふり返る

先週末に、2022年の上半期をふり返る時間をとりました。

きっかけは「習慣化オンラインサロン」のイベント。

スタッフとして参加しつつ、私もサロンメンバーのみなさんと一緒に取り組みました。

ふり返りには、意味があります。

理由は、

・未来を考えるためには、過去を見ることが欠かせないから

です。

たとえば、2022年の後半戦。

何に取り組めばいいのか。

「よくわからない」という人もいるはずです。

その場合は、2022年の前半をふり返ることです。

その中で、

・理想の未来に近づいたことは、このまま続ける

・理想の未来に遠ざかってしまったことは、やめる

を考えるわけです。

すると、計画の精度が良くなるわけです。

これをゼロベースからやろうとすると、

・よかったこと

・改善したいこと

まで、ゼロから考えなければなりません。

そうなると面倒なんですね……。

それよりも、すでに自分が経験してきた事実を直視した上で、未来を考えた方がスムーズです。

過去の行為が、土台になるからです。

つまり、ふり返りは、

・より良い計画を考えるための素材

なのです。

ですから、「より良い未来をつくりたい」と思うなら、ふり返りは欠かせないわけですね。

 


 

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ふり返りで自分の強みに気づく

6ヶ月間のふり返りに取り組むときに役に立ったのは、1ヶ月ごとのふり返りの記録です。

私が取り組んでいる月次版の「ひとり戦略会議」。

この時間に、1ヶ月ごとのふり返りと次の1ヶ月の計画を立てています。

このときのふり返りの記録を見ることで、この6ヶ月間で自分が実践してきたことがよくわかりました。

たとえば、

・Kindle本を初出版できた

Kindle本の執筆を乗り切るための8つのマインドセット | 【良習慣の力!】ブログ

・「良習慣コーチング塾」を開塾できた

「聞く・聴く・訊く・効く・利く」の違いとは? | 【良習慣の力!】ブログ

・3年ぶりのフルマラソンを完走できた

東京マラソン2021完走記。圧倒的な感謝を感じ、3度も泣けたフルマラソン。 | 【良習慣の力!】ブログ

といったできごとがありました。

これらは私の今年1年の「BIG5」で設定したゴールたちです。

年始に計画した「BIG5」とは、

・1年でなし遂げたい5つのこと

です。

6ヶ月のふり返りをして、BIG5の進み具合を確認できました。

そして、2022年の後半をさらに盛り上げていくためにはどうすればいいのかを考える時間となりました。

さて、あなたの6ヶ月間は、いかがだったでしょうか。

こんな風に尋ねると「自分は大したことはしてないと思います」と答える人がいます。

この感覚は、私にもわかります。

特に、会社員として組織で働いていると、自分の仕事に自信を持ちづらいと感じます。

自分ひとりがやっていることはそれほど大きなことではなく、社会やお客さまに与えている影響が見えづらいからです。

でも、たいていの人はがんばっています。

そのとき、その状況で、その人なりの役割を果たしているものなのです。

そこに気づいていきましょう。

 

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活動を淡々と書き出してみる

ふり返りをするといつも思うのは、私たちは、

「良かったことは忘れやすい」

「できなかったことは覚えている」

という感覚です。

今回のセミナーでも、やはりそう感じました。

だからこそ、日々の小さな単位でふり返り、記録しておきたいものです。

たとえば、日々の仕事。

これも、何気なくやっていることでも、記録しておくと自信を持てるものです。

また、日々の仕事は誰かの役に立っているのは間違いありません。

そこに気づけるようになると、自信を得られます。

気持ちもポジティブになっていきます。

すると、自分に寄り添えます。

そこから見えてくるものがあります。

特に、仕事は1日の多くの時間を使います。

仕事に自信を持つことができれば、自分にも自信が持てます。

「強みがない」と思っている人の多くは、自分で見つける作業をしていないことがほとんどです。

「ほかの人に誇れる実績も無いんです」と言う人も多いですが、シンプルに、行動してきたことを書き出すだけでもOKです。

毎日、遅刻せずに会社に行っていること。

毎月、家族のために給与を得ていること。

6ヶ月、健康維持のためにウォーキングを続けてきたことなど。

それらを書き出していくと、何もやっていないことはないんですよね。

見ようとしていないだけなんですね。

人は、必ず何かをしてすごしているわけですから。

あなたの活動記録は、あなただけのものです。

ここで、ぜひやっていただきたいことがあります。

それは、書き出したら、

・あなたの活動記録を客観的に見てみましょう。

きっと「なかなかがんばってるじゃないか」と思われるのではないでしょうか。

もしそう思えていなくても、大丈夫です。

今年はまだ5ヶ月以上残っていますから。

年末に「自分はがんばっている」と思えるようにするためには、今から何をすればいいのか。

考える材料になりますので。

最初はあまり深く考えなくてもOKです。

淡々と書き出してみましょう。

それが、

・2022年の前半をふり返り

・2022年の後半をより良いものにするための計画

のきっかけになるはずです。

 


 

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■編集後記

昨日は、会社終わりに妻と待ち合わせて地元の居酒屋さんへ。

今月も生ビールが1杯100円だったからです(安すぎます……)。

お店に吸い込まれてしまいました(笑)。


 


 

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