書く習慣

自分の成長ののびしろは「疑問」の中にある。書く習慣で疑問に形を持たせよう。

投稿日:2017/03/23


私が日記やブログを書き続けている理由のうちの大きな1つに、「自分の疑問を言語化しておく」というものがあります。

疑問を持たない人間は成長がとまってしまうと思っているからです。

 

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さぼっていなくてもネタ切れになる

先日、コーチングの継続クライアントさんとのセッション中に、「伊藤さんは、ブログのネタ切れにならないのですか?」とたずねられました。

3年半以上ブログを書いてきましたが、正直なところ、毎日のように「もう、書くネタがない・・・」となっています。(笑)

これは(ブロガーの方ならわかっていただけると思うのですが)、私だって日常生活をさぼっているわけではないのです。

むしろ、会社の始業前にはたらいて、会社でもはたらいて、終業後もはたらいているくらいです。

そのように、まじめに働いて、決めたタスクにとり組んで、物事がスムーズにいっている・・・といった状態のときほど、意外とネタが出てこないのですよね(あくまでも私の場合かもしれませんが)。

 

もやもやは「書く習慣」で言葉にしてみる

しかし、不思議なことなのですが、「いや、もう本当に書くネタがないわ。。。」と思っていても、数日が経過するうちに、アイデアやヒントが出てきて「そうだ、これを書こう!」というヒントやインスピレーションが出てくるものです。

それはなぜなのか?

ちょっと考えてみたのです。

結論は、シンプルでした。

それは、私が「生きている」からだと、気づいたのです。

自分を磨くために自分なりに懸命に生きていると、思い通りに進まないことが出てくるものです。

たとえば、

・くやしいこと
・悲しいこと
・もどかしいこと
・憤りを感じること
・不安になること
・嫉妬を感じること
・落ち込むこと
・歯がゆいこと
・整理しきれないこと

などといった気持が、自分の心をむしばんでくることがあります。

そのような感情が出てきたばかりのタイミングでは、すぐに整理できないことが多いです。

ただ、そのあとに救ってくれている習慣があります。

それが、「書く習慣」なのだということに思い当たったのです。

それは、このブログはもちろん、感情日記やひとり会議で感情や想いを書き出すことによって、感情を文字にしてみるのです。

それを習慣化することによって、自分の感情に向かい合い、気分を落ち着けることができます(100%完璧にではありませんが)。

さすがにブログに書く際には、少し時間をおいてから、多少の体裁をととのえて書くようにしていますが、感情日記やひとり会議ノートは文章にもなっていないこともあります。(笑)

それでも、そのような「自分でもよくわからない状態」のまま書き出すことも大事なのです。

 

「疑問」に向かい合ってこそ成長できる

私の「自分感情メモ」の中心にあるものは、「疑問」つまり、「?(クエスチョンマーク)」なのだと考えています。

感情でいえば、

・なぜ、あの人のもの言いにイラッとしたんだろう?
・なぜ、やるべきことをやらずに、自分に負けてしまったんだろう?
・なぜ、もっとスピード感を持って動けないんだろう?

という部分は、なかなか言語化できない感情です。

立ち向かおうにも、対象が見えないこともあります。

そこで、また歯がゆさを感じてしまいます。(笑)

ただ、それが良いのだと思っています。

なぜなら、わからないことや疑問がない状態というのは、毎日を生きていても面白みを感じないと思うからです。

また、疑問やクエスチョンマークがあるということは、それを理解すれば成長できることにつながるのですから、成長の余地があるということですよね。

それは、成長するための「余白」です。

私は、自分の軸をもっと磨いていきたいと思っていますし、逆に軸を強く太くしたいと考えています。

だからといって、自分の考えを固定化しすぎてしまうのは避けたいです。

むしろ、固定化してしまったら、これ以上の成長がなくなってしまうのではないか、とも思うのです。

ですから、疑問を感じる自分の感情を受けとめて、「なぜ?」を大事にする。

自分でも理解できない感情に向き合って「解明しよう」と思えば、自分を深めていくことになります。

そのようにして人間は深みを持つことができるようになるのだと思っています。

そのスタート地点を見つけること、それが書くことによって見つかるのではないでしょうか。

 

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■編集後記

WBC、日本は敗退してしまいましたね。。。

結果は残念でしたが、たくさんの感動と興奮をもらいましたし、新たにファンになった選手が増えたことは収穫です。

選手たちの勇姿を、自分のパワーに変えていきたいものですね。(^_^)

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-書く習慣

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