気づきの習慣

「自分らしさ」を出すタイミングを間違えてはいけない

投稿日:


「自分らしい」という言葉に惑わされていた時期があります。
その迷宮から抜け出した話を記事にしました。




 

なぜ「自分らしさ」を探したくなるのか

「自分らしさって何だろう?」

私がコーチングを学んだときに、よく考えた問いです。

なぜか。

今やプロコーチと名乗る人はたくさんいます。
私も、コーチングスクールで自分のコーチングセッションのスタイルについて悩んでいたんですね。

スクール通学時、先輩コーチとのコーチングセッション練習がありました。
セッションを受けていただいたあとのフィードバックで、「伊藤さんらしくコーチングすればいいんだよ」というアドバイスをもらったんですね。

そのときに「自分らしさとは?」ということについて考えるようになったわけです。

ただ、それが長い迷宮への入口のような問いでした。

クライアントの方とセッションしていても「自分らしかっただろうか?」と悩む。
ブログを書いていても「自分らしい記事かな?」と気になる。
複業のメニューでも「自分らしい商品かな?」と考える。

こうして私は「自分らしさ」を探すようになりました。

今は、「自分らしさを探す迷宮」から、抜け出しています。

 


 

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「自分らしさを探す迷宮」を抜け出せた理由

なぜ、「自分らしさを探す迷宮」を抜け出せたのか。

答えは、
「自分らしさを出すタイミングを間違えていたことが、わかったから」
です。

当時の私は、前述のように「いかに自分らしくコーチングをするか?」について悩んでいました。

ですから、一流と呼ばれるコーチのセッションを受けたり、世界的なコーチのセッション動画にお金を払ったりして学びました。
すると、確かにオリジナリティーがあるんです。

「なるほど、卓越しているコーチのスキルって、やっぱり独自性があるなぁ」と感じたわけです。
そう思い返してみると、活躍している人たちは、独自性のかたまりみたいなところがありますよね。

たとえば、スポーツ選手のルーティン。
有名なのは、野球のイチローさんやラグビーの五郎丸さん。
独特のルーティンがありますよね。
それによって、成果を出している。

そんなパフォーマンスを見ていると、私も「コーチングが上達するためには、自分のコーチングにもオリジナリティーを出さなきゃだめだ!」と必死だったのです。
「自分らしさ」が欲しかったわけです。

ですから、「いかに自分らしくコーチングをするか?」という問いを考えていました。

でも、ようやくわかりました。
当時の私には、その問いは不要だったのです。

理由は、
「まだ自分らしさを出す段階じゃないから」
です。

 

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「自分らしさ」を出すタイミングを間違えてはいけない

ビギナーのコーチ時代。
経験値はまったく足りません。
それどころか、基本のコーチングセッションだっておぼつかない時期なんですよね。

それなのに「自分らしさ」を求めても、、、仕方ないですよね。

基本の5つのスキルを磨いたり、ベーシックな質問を覚えたり、セッションの型に忠実にくり返したり。
そんな基礎の徹底が必要だったのです。

そんな初心者が自分らしさを出すのは、きわめて困難。
それなのに、「自分らしくコーチングできない」と悩んでいた。
それが私なんです。

あなたも、この記事を読みながら「ビギナーコーチが自分らしさなんて、ちゃんちゃらおかしいよね(笑)」と思われるかもしれません。

ただ、広告などで、「自分らしく生きよう」「自分らしく成功しよう」みたいな耳障りのいい言葉が入ってきます。
そのたびに思うんです。
「自分らしさを出す段階の人を対象にしているのかな?」と。
「受講する人は、自分らしさを出していくタイミングをわかっている人なのか?」と。
タイミングが重要なので。

では、「自分らしさ」を出していくのは、いつがいいのでしょうか。

答えは、「基礎が終わってから」です。
基本のスキルが問題なくできるようになり、活用して、クライアントの方の成果を出せる。
そうなってから初めて「自分らしさ」を追求すれば十分です。

活躍している人たちは、それを知っているんですよね。
ですから、どんな分野であっても、最初は「自分らしさなんてどうでもいい(初心者の時期は)」とすら思っています。

自分らしさを手放して、基礎を学び、基本を徹底する。
そこから自分のスタイルをつくっていくわけです。
それが、オリジナリティーをつくる正しい流れだったんですね。

まさに「守破離(しゅはり)」。

私は、守破離という言葉や意味を知っていたのにもかかわらず、「自分らしさ」もそれにあたることを知りませんでした……。
ですから、「自分らしさを探す迷宮」を抜け出すのに、長い時間がかかったのです。

さて、あなたの「自分らしさ」はいかがでしょうか。
私はコーチングでしたが、あなたのSNSやブログなどのアウトプット、仕事や趣味などにも適用できる考え方だと思います。

「自分らしさ」を出すタイミングを間違えないようにしましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝5時台の「習慣化コミュニティー」朝活からスタート。
6:00の部、6:30の部まで。
7時から「週次リフレクション」。
8時から「月次リフレクション」。
8時30分から「習慣化セミナー」にスタッフ参加。
10時から11時までアウトプット部の部会でした。
その後、ブログを更新。

午後はオフ。
家族で昼食を食べたり、買い物に行ったり、
妻と健康談義をしたり(2週連続・笑)。

夕方に、妻と居酒屋へ1時間ほど。
自宅から徒歩30秒のお店がすばらしくて。
何を食べてもおいしいんですよね。
良い時間でした。(^^)


 


 

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など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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