コミュニケーションの習慣 質問の習慣

初対面の会話が続かない場合の特効薬。「ユー・クエスチョン」の活用。

投稿日:2019/05/28





「初対面の会話が盛り上がらない、、、」という悩みをよく聞きます。

その対処法を記事にしました。

 

初対面の会話をスムーズにする「ユー・クエスチョン」

初対面の出会いは、緊張しますよね。

私も、今でこそ慣れましたが、、、というより、仕事になっていますが(笑)、基本的には人見知りです。

ですから、

「初対面の人と何を話していいのかわからない、、、」

「初対面の人だと緊張して会話が続かない、、、」

「初対面の人と沈黙が長くて気まずくなる、、、」

という悩みを持っていました。

その悩みが、コーチングを学んで解決に向かったんですね。

その秘けつが、

・ユー・クエスチョン

という聴き方です。

これを意識できるようになれば、初対面の人との会話も、必要以上に緊張することはなくなります。

 


 

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「ユー・クエスチョン」を意識するだけで会話の質が変わる

さて、「ユー・クエスチョン」。

きっと、あまり聞き慣れない言葉だと思います。

私も、コーチングを学ぶまで知りませんでした。

「ユー・クエスチョン」の具体的な方法は、質問をするときに、

・「○○さんは」(もしくは「あなたは」)を使おうと意識するだけ

です。

簡単ですよね?

でも、効果的なんです。

 

この人はなぜ自分の話ばかりするのか」状態に注意

たとえば、あなたが週末にフルマラソンを完走したとします。

月曜日にオフィスで、

あなた:「週末、フルマラソンのレースに出て、完走できたんです」

相手:「そうなんですね。すごいですね。私はフルマラソンなんてとてもやろうとは思えないですよ」

という会話があるとします。

この場合、相手は、一見あなたの話しを受け止めているように見えます。

でも、最後に「私は」と言ってしまうことで、自分を会話の主役に持ってきてしまっているんですよね。

これだと、マラソンのことを話したいあなたも、話す気がなくなってしまうと思います。

「この人はなぜ自分の話ばかりするのか」という本がありましたが、まさにそのような状態。

これは自分アピールが強い人に見られがち。

私の知人にもいるんです、、、(笑)。

ただ、こればっかりだと、相手は静かにその人から離れていってしまうでしょう。

「気づかないのは本人だけ」という状態になりかねませんので注意したいものですね。。。

 

「ユー・クエスチョン」で質問する

「ユー・クエスチョン」を使うとどうなるでしょうか。

あなた:「週末、フルマラソンのレースに出て、完走できたんです」

相手:「そうなんですね。すごいですね。○○さんがフルマラソンを走ろうと思ったきっかけは何ですか?」

という質問に変わります。

このように「○○さんは」という言葉を意識して会話に入れるようにするんですね。

そうすれば、

「どうして、○○さんはフルマラソンを走ろうと思ったんですか?」

「○○さんは、フルマラソンを完走してどんな気持でしたか?」

「○○さんは、フルマラソン完走までにどれくらい練習したんですか?」

といった質問ができるはずです。

こういった広がりのある質問(「はい/いいえ」で答えられない質問を、オープン・クエスチョンと呼びます)をされたら、あなたもいろいろと答えたくなるはずです。

そのようにして、会話の中で「ユー・クエスチョン」を意識して質問を繰り出す。

そうすれば、初対面でも会話が盛り上がります。

 


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意図的に「ユー・クエスチョン」を活用してみよう

私たちは、意識していないと、つい自分自身に意識が向いてしまうものです。

ですから、つい「私は」と言ってしまいたくなるんですね。

電車や喫茶店でのおばさまたちをイメージしていただければわかると思います(笑)。

そのようなとき、「ユー・クエスチョン」を思い出していただきたいのです。

 

初対面の会食が盛り上がった体験

実は、昨日私が参加した会食でも、「ユー・クエスチョン」を活用していました。

初対面でしたが、会話の中に「ユー・クエスチョン」が無意識のうちに入っていたと思います。

そのおかげか、良い話をたくさん聞かせていただくことができました。

会食も盛り上がったので、良い記憶のまま次につながる出会いとなったと思います。

もちろん、そういったテクニック論よりも、

・聞いてみたい質問を事前に用意しておく

・事前にメルマガやHPを読んでおく

・「あなたに興味があります」という気持で話を聞く

というマインドや準備のほうが大事なのですが、それは少しだけ上級者向け。

ですから、まずは「ユー・クエスチョン」からスタートしてみることをおすすめします。

 

「ユー・クエスチョン」はブログにも活用できる

少し話が変わりますが、「ユー・クエスチョン」はブログにも活用できます。

これは人によって「良い・悪い」はありますが、記事内に「あなたは」と入れると読者の注意を引きやすくなるとも言われているんですね。

また、ブログで「私は」という文章ばかりだと、自分のことばかりを押し付けるような印象になることがあります。

そこで「ユー・クエスチョン」の意識で「あなたが」という文章を入れてみると、自然に自分目線から読者目線に変わるのですね。

 

まとめ

初対面の会話にも、ブログの文章にも。

「ユー・クエスチョン」の視点を入れてみるだけで、相手へのメッセージの届き方が変わるはずです。

ぜひ、あなたの日常に「ユー・クエスチョン」を取り入れてみましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、会社終わりで品川で食事会。

初対面のあべき光司さんとのご縁。

つながるきっかけをつくってくださったコジマさん、そして渋屋さんとの4人で会食でした。

「地図は領土である」というNLPの深い話、人生のエンディング、そして、涙が出るほど笑える話(笑)まで。

とっても豊かな時間をすごせました。(^_^)


 

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