禁煙を題材に、やめたい習慣への対処法を記事にしました。
「続ける習慣」のたし算と「やめる習慣」のひき算
習慣には、2つの種類があります。
1つは「続ける習慣」。
もう1つは「やめる習慣」です。
どちらも大事な習慣ですよね。
続ける習慣は、いわば「たし算」の習慣。
今の自分に、良習慣を1つずつプラスしていくイメージです。
たとえば「習慣3種の神器」である
・早起き
・運動
・片づけ
は、身につけておくだけで生活の質が高まります。
それにより、今よりもポジティブな自分になっていくことができますね。
もう一方のやめる習慣。
これは、
・夜ふかし
・食べすぎ
・ネットサーフィンのやりすぎ
などですよね。
これらの悪習慣は、私たちの状態をマイナスに落としていきます。
こちらはネガティブな習慣たちですね。
最近よく考えているのは、この「たし算」と「ひき算」をしたあとに「いかにポジティブに偏らせていけばいいのか?」ということです。
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「やめる習慣」は決断するための筋力が必要
習慣をたし算するのは、簡単です。
考えなくてもいいので。
それに「続ける」だけなら「ノリと勢い」でできてしまうことがあります。
たとえば、友人に誘ってもらった勢いでエントリーした100キロマラソンを完走してしまう。
これは私の友人の実例です。
当時、彼はたばこを吸っていました。
通常、ランナーとたばこというのは相容れない要素です。
それにも関わらず、「ノリと勢い」で100キロマラソンへのエントリーを決めたのです。
失礼ながら、最初はランチームの多くの人たちが「さすがにちょっと無理では?」と思っていました。
でも、結果としては見事に完走したのです。
フルマラソンはごまかして完走することはできますが、100キロマラソンはごまかせません。
「ノリと勢い」で続けることはできるのです。
一方で「やめる習慣」はどうでしょうか。
禁煙を例にしてみましょう。
飲み会の場で、「ノリと勢い」で禁煙を宣言したとします。
そういう人たちを私は何度も見てきました。
結果はどうなったか。
まずやめられません。
「飲み会のときだけ……」
「朝起きたときの1本だけ……」
「食事のあとだけ……」
という感じで少しずつ再開してしまうのです。
それを見ていると、やめる習慣は「ノリと勢い」だとやりづらいのです。
続けることは考えなくてもできます。
でも、やめるためには決断力が必要なのです。
特に、今まで慣れ親しんだ習慣をやめるのは、決断の筋力が必要だからです。
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やめる習慣がベビーステップだとうまくいかない理由
「続ける」ために有効な手法は、ベビーステップです。
プラスマイナスでフラットの状態から、プラス1を実行していく。
小さくはじめてから、プラス2、プラス3と積み重ねていくわけです。
「続ける」ために、この手法は基本かつ王道です。
もしも私が習慣化するのに手法を1つしか選べないとしたら、この「ベビーステップ」を取り入れます。
では、やめる方法も考えてみるとしたらどうか。
そうすると、ベビーステップの反対で、少しずつやめる発想になっていくでしょう。
もちろん、これでうまくいくときもあります。
しかし、私は「やめる習慣」に関して言えば、少しずつやめるベビーステップ的な発想よりも、思い切って「ゼロにする」ほうが成功確率は高くなる。
そう考えています。
禁煙に失敗した理由
やめる習慣。
私自身、成功した例と失敗した例があります。
それは禁煙です。
20代のときはたばこを吸っていたのです。
まず失敗した例。
たばこをベビーステップでやめようと思い、徐々に減らそうとしました。
しかし、結果はだめでした。
「節煙」として「1日5本まで」と決めても、結局はお酒を飲んだりしているうちに5本のルールを破ってしまい、いつも通りに戻ってしまうのです。
結果、私は「やめることができないのは自分の意志が弱いのだ」と捉えていました。
禁煙に成功した理由
次に成功した事例です。
同じく禁煙です。
どのようにして禁煙を成功させたのか。
それは、息子が生まれた時でした。
子どもとってたばこは受動喫煙で良くないですよね。
そこで、あらためて禁煙を決意しました。
しかし、それまでに何度も節煙をしてやめられなかった私。
それが禁煙できたのは、妻からの提案でした。
「思い切って2人で一緒にたばこをやめる」ということにしたのです。
そうして、家の中から灰皿やライターをすべて捨てました。
結果はどうだったのか。
成功したのです。
これは節煙ではなく、はっきりと「ゼロ」にするという決意でした。
それは私の中でもやめる習慣の中での成功体験でした。
やめられるかどうかは「意志力」
節煙が成功しづらく、ゼロにする禁煙が成功したのはなぜだったのでしょうか。
今の私なら、わかります。
なぜ、たばこの本数を減らす節煙がうまくいかず、きっぱりとやめる習慣の方がうまくいったのか。
それは「意志力の違い」です。
節煙は、意志力を浪費します。
「あと1本か……」とか、余計なことを考えてしまうのです。
それよりはゼロにしてしまう。
まったく吸わない。
最初はきついですが、ゼロにすればたばこのことを考えなくて済みます。
意志力を消費しなくても大丈夫だからです。
あなたがやめたい習慣があるなら、ベビーステップで減らすのではなく「ゼロ」にしてみましょう。
漫画アプリなら、息抜きに15分だけ読むのではなくアプリをスマホから削除する。
禁煙するなら、節煙ではなくゼロの禁煙にする。
意志力を使わないように、やめてみましょう。
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■編集後記
昨日は、朝6時30分の「習慣化オンラインサロン」の朝活からスタート。
夜はコワーキングオフィスでセミナー準備とコーチングセッションでした。(^^)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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