良習慣の習慣

習慣化に需要なのはどっち?ロジカル・シンキングか、それともインスピレーションか。

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習慣化したい行動がたくさん出てくると、

・理詰めで考えた習慣

か、

・直感で考えた習慣

か、どちらを優先したほうが良いのか迷うときがあります。

そのようなとき、私は「直感」で選んだ習慣を選択するようにしています。

その理由を記事にします。

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直感から生まれた欲求は習慣化しやすい

習慣の定着を考えるとき、注意したいことがあります。

それは、

【定着させたい習慣は、論理(頭の中)だけで考えすぎないほうが良い】

ということです。

それは私が、毎日2桁を超える方の習慣化のフォローをしていて、実感していることでもあります。

そのように考える理由は、

・頭の中で論理的に考えた習慣は挫折しやすい

という一方で、

・直感的に身につけようと感じた習慣は継続する傾向にある

という傾向に気づいてきたからです。

 

心よりも頭を重視した私の失敗例

つまり、論理的な思考を手放したときに、頼りにすべきは何かと言うと、私の答えは、「直感」です。

難しいことは不要です。

単純に、自分の気持で、

「これは面白そう!」

「やってみたい!」

「なんかいける気がする!」

といった感覚を大切にする。

この感覚は、以外とあなどれないものなのです。

実際、過去に私の失敗談があります。

5年前、ビジネス書によく書いてあった「これからは英語をマスターしないとビジネスマンとして生き残れない。」という潮流にのっかり、英語学習をスタートしました。

しかし、当時の英語学習は私の直感ではなく、他人の価値観であり、頭で考えていた習慣でした。

正直なところ、、、英語学習には苦しさがともないました。

そのため、当初目標にしていたスコアであるTOEIC900点を超えることはなく、3年がかりで800点を超えたところで英語学習をギブアップしました。

一方で、「いつかフルマラソンを完走してみたい。」と考えていたマラソンは、大きなつらさを感じることなく目標を達成することができました。

コーチングも、「やってみたい!」という直感からはじめましたが、今でも興味はつきません。

このように、「直感は論理を超える」のです。

 

頭の論理よりも心の直感を大事にしよう

私たちは、普段の生活の中で意識していることよりも、潜在意識で多くの情報を処理しているといわれています。

そのように考えると、直感というのは、実は思ったよりも自分にとって必要な答えを弾き出しているのです。

ですから、習慣化をするためには、大げさなロジックは必要ないと思うわけです。

むしろ、「直感でやりたい!」と思った習慣について、その行動理由を語る際にロジカルな説明が必要となるのです。

たとえば、スポーツ選手でも、試合でとっさにでる技は論理で繰り出したテクニックではありません。

地道なトレーニングの上になりたった直感から優れたテクニックが出ているわけです。

その後、インタビュー等でほかの人に説明する場合に理屈をつけています。

論理にふり回されて習慣化がうまくいかないのは、目的と目標を履き違えてしまっている場合が多いです。

論理的に考えることが悪いわけではありません(私が苦手なだけで・汗)が、まずは直感を大事にしてみる。

頭の中だけで考えたロジカルの整合性よりも、心から出てきた直感を大切にしていきましょう。

 

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■編集後記

昨日は、家族で八景島シーパラダイスの水族館にいきました。

テニス部卒業となった受験生の息子も参加して、久しぶりに家族4人で1日中一緒。

たまの完全オフの日、充実したリフレッシュとなりました。

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■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

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